6月28日、帯広競馬場で行われた11R・柏林賞(BG3・4歳・ダ直200m)は、阿部優哉騎乗の1番人気、スターイチバン(牡4・ばんえい・坂本東一)が勝利した。2着にキョウエイエース(牡4・ばんえい・村上慎一)、3着にラポピージュニア(牡4・ばんえい・鈴木邦哉)が入った。勝ちタイムは1:31.8(馬場水分3.9%)。
【ばんえい大賞典】スターイチバンが力強く抜け出しV…スーパーシンとの激闘制す
2番人気で鈴木恵介騎乗、スーパーシン(牡4・ばんえい・長部幸光)は、9着敗退。
4歳重賞三冠路線一冠目となる本レース。馬場水分3.9%のなか、各馬一斉に飛び出し、第一障害を越えパワフルクィーンが先行。スーパーシン、ホクセイテンリュウら後続も差なく追走。中間点を越えてから息を入れる馬もいるなか、積極的にレースを引っ張るパワフルクィーンがひと息も入れることなく先頭で第二障害下に到達した。
各馬続々と第二障害下に到達するなか、パワフルクィーン、スーパーシンの2頭がほぼ同時に登坂を開始。続いてホクセイテンリュウ、ラポピージュニアら後続も仕掛けるが、苦戦を強いられる。その中で力強い脚を見せたスターイチバンが一歩一歩と障害を上がり先頭でクリア。障害を下りる勢いのままホクセイテンリュウら2番手以下に一気にリードを広げる。激しい2番手争いを後目に、脚色鈍ることなく大きなリードをつけたスターイチバンが圧勝。見事一冠目を手にした。
2着にはキョウエイエースが入り、3着にはラポピージュニアが入った。スターイチバンを管理する坂本東一調教師は柏林賞をメムロボブサップで制した2020年以来2度目の制覇。騎乗した阿部優哉騎手は初制覇となった。
1着 スターイチバン
阿部優哉騎手
「一冠目を取れてホッとしています。オッズパーク杯のときは自厩舎のメムロボブサップを負かそうという気持ちで騎乗しました。レースの手応えは良かったですが、やはり王者は強かったです。今日のレースに向けて、オッズパーク杯の時の状態を崩さずに来られたら良いと思っていたので、体調管理を徹底しました。雨はいらないと思っていましたが、レースの結果を見たら逆に良い雨になったと思います。道中もイメージ通りでした。第二障害を先頭で下りれば負けることはないと思っていましたし、下りてからもしっかりと最後まで歩いてくれました。今後はもちろん二冠目、三冠目も狙っていきます。これからもスターイチバンともども頑張って行きますので応援よろしくお願いします」
坂本師「メムロボブサップの後継ぎになれる」

坂本東一調教師
「レース前は緊張もありましたが、ゴールに入った瞬間すっきりしました。勝つことができてホッとしています。メムロボブサップの後継者になる馬だと思っているので、騎手には勝つためにどうやって乗ればいいか、世代交代のためにどのようなレースをすればいいかを考えて乗ってほしいとアドバイスをしました。今日のレースはそのアドバイスが活きた騎乗だったと思います。馬の状態は完璧に仕上がっていましたし、騎手も一生懸命練習していました。次のレースに向けて今後もしっかりとトレーニングしていきたいと思います。メムロボブサップの後継ぎになれると思いますし、スターイチバン自身もまた皆さんに応援してもらいたいと思っています。よろしくお願いいたします」
スターイチバン 31戦15勝
(牡4・ばんえい・坂本東一)
父:インフィニティー
母:コトブキダイヤ
母父:ウンカイ
馬主:干場正吉
生産者:鈴木義尚
【全着順】
1着 スターイチバン
2着 キョウエイエース
3着 ラポピージュニア
4着 カワノブレーザー
5着 ブラックウンカイ
6着 ホクセイテンリュウ
7着 パワフルクィーン
8着 ウンカイダイマオー
9着 スーパーシン
10着 ココロノニダイメ

