6月29日に開幕する、テニスの四大大会の一つ「ウインブルドン選手権」(イギリス・ロンドン)。その開幕に先駆けて、トップ選手たちの会見が行われた。
今年のウインブルドンは、サッカーの「ワールドカップ」と開催時期が重なる。テニス選手にはサッカーファンも多く、ワールドカップ関連の話題でも盛り上がった。
イギリスのジャック・ドレイパーやフランチェスカ・ジョーンズは、生粋の「イングランドっ子」。2人とも「今回のイングランドは強い。優勝候補だと思う」と熱っぽく語った。
同じ英国籍でも、ジェイコブ・ファーンリーはスコットランド出身。当然ながら応援するチームも、スコットランドだ。なおドレイパーのコーチは、スコットランドの英雄、アンディ・マリー。マリーも熱く応援していたであろうスコットランドは、残念ながらグループリーグで姿を消した。
そのスコットランドに3-0で勝利したブラジルも、もちろん優勝候補の一角。ブラジルテニス界の超新星であるジョアオ・フォンセカは、サッカーの話題になると顔を輝かせ、「今回の代表はとても良いチームだよ」と熱っぽく語る。
「初戦は、あまり良い内容ではなかった。時間帯も夜中だったので見られなかったから、あとでハイライトを見ただけなんだけれどね。スコットランド戦は、とても良い試合だった。あの試合も開始が遅かったけれど、前半だけはリアルタイムで見ることができたんだ」
少年時代はサッカーにも熱中していたフォンセカは、ブラジルの次の対戦相手が日本であることも、当然ながら知っている。そのことについて水を向けると...「日本は、とても難しい相手だ。常にタフな試合になる」とまずは日本チームを称賛。その上で「申し訳ないけれど」と前置きし、「ブラジルは突破できると思うな」と笑顔で続けた。
なおフォンセカが使用しているラケットは、ヨネックス。そのため彼の周辺にはヨネックス関係者の日本人も多い。
「ヨネックスの人たちには、僕には近寄るなって言ってるよ」と、19歳はチャーミングに笑った。
現地取材・文●内田暁
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