
「ノイアーの正GKは正解?」「ヴィルツとムシアラはいつ本調子になるのか」GS首位通過も、敗戦後に議論白熱…ドイツ代表の“悲観論”をフェラーSDが一蹴「チームスピリットに全く問題ない」【現地発】
北中米ワールドカップのグループステージ最終戦でエクアドルに1-2と敗れたドイツ代表。国内では様々な議論を呼んでいる。
「マヌエル・ノイアーの正GKは正解なのか」「ヨズア・キミッヒの右サイドバック起用以外に策はないのか」「フロリアン・ヴィルツとジャマル・ムシアラはいつ本調子になるのか」
本来なら、GS2試合を終了した時点で1位通過を決めたことで、順風満帆だったはず。ボーナスゲームとなるエクアドル戦では主力を休ませることも、バリエーションを試すこともできた。
しかしユリアン・ナーゲルスマン監督は、W杯まで主軸選手が揃って試合をする機会が少なかったため、同じメンバーで試合をすることを重要視し、負傷欠場のニコ・シュロッターベックとナタニエル・ブラウン以外は先発を変えずに臨んだ。
それも一つの選択肢であるのは間違いない。しかしピッチ上で披露されたのが、ここ最近で最も良くないパフォーマンスの一つだったため、メディアもファンも不満を口にしているのだ。
そんな空気を落ち着かせるために前へ出たのが、スポーツディレクターのルディ・フェラーだった。「数週間前なら、2試合で首位通過を決められると言われれば誰もが喜んでいたはずだ」と冷静に現状を整理。そのうえで、エクアドル戦では2連勝の流れを維持しながら後半に主力を休ませるプランだったことも明かしている。
敗戦についても、「エクアドルにとってはここ20年から30年で最も重要な試合だった。一方でドイツはすでに突破を決めていた。1、2パーセント集中力が落ちるのは人間として当然だ」と過度な悲観論を否定した。
またナーゲルスマン監督を「選手をかばう姿勢を見せている。私でも同じ対応をしただろう。まずは選手を守ることが監督の仕事だ」と全面的に支持している。
W杯では緊張感がつねに張り詰めている状態だ。監督一人に矢面を任せず、スポーツディレクターが緩衝材となる役割分担は、非常にドイツらしい危機管理と言えるだろう。だからといって何もかもを楽観視しているわけではない。
「このチームは限界まで戦えばどの相手にも勝てる。しかし逆に言えば、限界まで行かなければ敗れる可能性もある」と警鐘も鳴らした。フットボールはどんな状況でも100パーセントを引き出すのが難しいスポーツでもある。様々な要因で様々な影響が生まれる。それでもチームとしてのまとまりがあり、厳しさや難しさを超える意志の強さがそこで発揮されるかどうかがカギとなる。
決勝トーナメント1回戦の相手はパラグアイに決まった。フェラーは「練習では控え組も素晴らしい姿勢で取り組んでいた。チームスピリットに全く不安も問題ない」と強調している。
2014年のW杯優勝メンバーであるルーカス・ポドルスキは「負けも悪いものではない。みんな地に足をつけることだろう。もう一度自問自答をして、トレーニングでも全く別の気持ちで取り組むようになる」と、話していた。
試合を重ねるごとにチームとしてのまとまりが生まれ、成熟していく。ドイツにはそんな“トーナメントチーム”としての強さが伝統にある。クラブチームレベルではいつも厳しい環境で戦っている選手たちだ。やるべきことはわかっている。エゴを捨ててチームのために最大限のプレーをする。そんな姿を見せてほしいものだ。
文●中野吉之伴
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“モデル&タレント妻たち”を一挙紹介!
【画像】絶世の美女が大集結! メッシ、ハーランド、C・ロナウド、ケイン、ファン・ダイクらW杯出場中の超大物たちの“美しすぎる妻&恋人たち”を厳選紹介!
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希と…
