ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズは今季、17度の先発登板で6勝7敗、防御率3.10という数字を残している。味方打線の援護に恵まれず好投が白星に繋がらないゲームも少なくない中で、スキーンズ本人のパフォーマンスを不安視する声も聞こえてきている。
今季も下位に沈むパイレーツで、エースとして登板を続けるスキーンズ。評価が大きく下がるほどではないものの、昨季までと比較すれば低調な成績には、米メディア『FANSIDED』も首を傾げている。6月28日配信の記事において、「スキーンズのここまでの投球内容は歴史的な活躍を見せた最初の2シーズンほど圧倒的ではない」と主張しており、「5月12日のコロラド・ロッキーズ戦で最後の勝利を挙げて以降、この8試合は0勝5敗、防御率4.40と苦しんでいる」などと”怪物”の不振ぶりを説明。
また記事では、パイレーツ球団首脳陣の声や、さらには今季スキーンズと対戦した相手打者の反応も伝えている。
対戦相手では、“匿名を条件に取材に応じたベテラン選手”の証言として、以下のコメントを掲載。やはり若干の変化を感じ取っているようだ。
「誤解しないでほしい。今でもリーグ屈指の手強い投手だし、対戦したい相手ではない。でも、以前のような『絶対に打てない』という感覚はなくなった。打席に立てば、少なくともチャンスはあると思える。球の威力も以前ほどではないし、時々リズムを崩しているように見える」
一方、パイレーツのベン・シェリントンGMは、24歳右腕に全幅の信頼を寄せている。「春季キャンプへの調整方法が、過去2年間とは少し違ったというだけのことだ。そしてシーズンが進むにつれ、その違いに適応する期間が必要になるのは自然なことだと思う」と述べ、3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した影響を指摘する声に反応。他にも、「彼は非常に勤勉で、しっかりとした計画を持ち、自分のやるべきことをよく理解している。だから、必ずその答えを見つけ出してくれると信じている」などと話している。
またその他にも、スキーンズ本人が語ったコメントも紹介しており、「自分でコントロールできる部分については満足している。これからも成長を続けるだけだ」とここまでの内容を評している。
その言葉の裏に確かな自信も覗かせているスキーンズ。そう遠くうちに、周囲の不安を吹き飛ばす力強いピッチングを見せてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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