スペイン紙『MARCA』は、北中米ワールドカップのラウンド・オブ32で実現する日本対ブラジルの一戦を、大会屈指の好カードのひとつとして取り上げ、独自の分析による勝敗予測を紹介した。
オランダなどが同居したグループFを1勝2分けの無敗で2位突破した日本は、3大会連続で決勝トーナメントに進出。「最高の景色を」をスローガンに掲げる森保ジャパンの次なる相手は、大会最多5度の優勝を誇るブラジルだ。ベスト16進出を懸けた戦いでは、“王国”相手の大金星が求められる。
『MARCA』は、この一戦の行方をチェス由来のレーティングシステム『Elo』を用いてシミュレーション。その結果、ブラジルの突破確率を63.9%、日本を36.1%と算出した。
もっとも、同紙はこの数字だけで勝敗を断定するべきではないと指摘。「決して小さくない差ではあるが、試合前から結果が決まっていると言えるほどではない」と説明し、延長、PK戦までも視野に入れれば、日本にも十分な勝機があるとの見方を示した。
また、『Elo』上での両国のレーティング差は99ポイントにとどまっており、『MARCA』は「このレベルの対戦としては比較的小さい差」と分析。そのうえで、「日本はすでに、どの国にとっても軽視できない強豪の領域に達している。高い組織力とダイナミックなプレーに加え、試合を決定づける力も備えている」と評価した。
さらに試合のポイントについては、「ブラジルは実績や名声だけに頼るべきではない。一方の日本は、自らのリズムを維持し、実績やブランド力ではなくディテールが勝敗を左右する展開へ持ち込めるかが重要になる」と展望している。
ベスト8進出、さらにはその先を見据える日本代表にとって、大きな試金石となるブラジル戦。注目の一戦は、日本時間30日2時にキックオフを迎える。
構成●THE DIGEST編集部
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