ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。
今日は、僕が見つけたちょっと不思議なレストランを紹介するね。
そのお店には看板がなく、店の名前も書いてなかった。
でも、お店の前を通るだけでポテトのとてもいい香りが漂ってくるんだ。通りを歩いている人たちも、その香りにつられて思わず振り向くくらいだったよ。
「これは食べてみたい」
そう思って店の中へ入ってみた。
店内は小さいけれど、お客さんでいっぱいだった。
店員さんは「いらっしゃいませ」と声をかけることもなく、ひたすらポテトを盛り付けていた。接客をする余裕がないくらい忙しかったのである。
ポテトは大きな容器に入っていて、普通のポテト、マサラ味のポテト、そして一番上にはサラダがのせられていた。
僕の注文を受けた店員さんが、
「うちには特製スパイスがあるんだ」
と教えてくれた。
「このスパイスをかけると、もっとおいしいよ」
そう言われたので、そのままかけてもらった。
食べてみると……
本当にびっくりした。
とても、とてもおいしい。
「本当にこの店のポテトなのかな?」
そう思ってしまうほど、今まで食べたことのないおいしさだった。
それと、もうひとつ不思議だったことがある。
店の中を見回しても、ポテトを揚げている場所が見当たらなかったんだ。
厨房らしい場所も見えないし、どこで作っているのか最後までわからなかった。
きっと奥で調理しているのだと思うけれど、それはこの店の秘密なのかもしれないね。
ちなみに、このポテトの値段は100ケニアシリング(約113円)。
看板も店名もない小さなお店だったけれど、おいしい香りと特製スパイスのおかげで、また行きたくなるレストランだったよ。
クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
