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看板も店名もない。それでも人が集まるポテト屋を見つけた【カンバ通信:第486回】

看板も店名もない。それでも人が集まるポテト屋を見つけた【カンバ通信:第486回】

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。

今日は、僕が見つけたちょっと不思議なレストランを紹介するね。

そのお店には看板がなく、店の名前も書いてなかった。

でも、お店の前を通るだけでポテトのとてもいい香りが漂ってくるんだ。通りを歩いている人たちも、その香りにつられて思わず振り向くくらいだったよ。

「これは食べてみたい」

そう思って店の中へ入ってみた。

【写真】大盛況の店内。久しぶりに見つけた実力のあるお店だ。

店内は小さいけれど、お客さんでいっぱいだった。

店員さんは「いらっしゃいませ」と声をかけることもなく、ひたすらポテトを盛り付けていた。接客をする余裕がないくらい忙しかったのである。

ポテトは大きな容器に入っていて、普通のポテト、マサラ味のポテト、そして一番上にはサラダがのせられていた。

僕の注文を受けた店員さんが、

「うちには特製スパイスがあるんだ」

と教えてくれた。

「このスパイスをかけると、もっとおいしいよ」

そう言われたので、そのままかけてもらった。

食べてみると……

本当にびっくりした。

とても、とてもおいしい。

「本当にこの店のポテトなのかな?」

そう思ってしまうほど、今まで食べたことのないおいしさだった。

それと、もうひとつ不思議だったことがある。

店の中を見回しても、ポテトを揚げている場所が見当たらなかったんだ。

厨房らしい場所も見えないし、どこで作っているのか最後までわからなかった。

きっと奥で調理しているのだと思うけれど、それはこの店の秘密なのかもしれないね。

ちなみに、このポテトの値段は100ケニアシリング(約113円)。

看板も店名もない小さなお店だったけれど、おいしい香りと特製スパイスのおかげで、また行きたくなるレストランだったよ。

クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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