
佐藤勝利が6月29日、都内で開催されたアニメーション映画「君と花火と約束と」(7月17日[金]公開)完成披露試写会に、原菜乃華、横澤夏子、鈴木慧監督と共に登場。思い出の花火にまつわるエピソードを披露する場面があった。
■初めての声優業に「海外に来た感覚になった」
同作品は、真戸香氏による同名小説をアニメーション映画化したもので、1枚の花火の絵がつなぐ、時を越えたはかなくも切ないラブストーリー。
夏目誠(佐藤)は高校入学直後、初めて出会った同級生・葉山煌(原)に「ずっと会いたかった」と声をかけられ戸惑う。煌は幼少の頃から曾祖母より、1枚の花火の絵と共に「いつか必ず夏目誠と出会う。そしてお前のために絵を描いてくれるよ」と聞かされていたという。ひたむきな煌に引かれ始めたことがきっかけとなり、中学時代に一度は辞めたはずの絵を再び描き始める誠だったが、思い通りにいかない日々に煌が信じる“夏目誠”と自分自身がどうしても重ならず、次第に煌とも距離ができ始めていく――。
同作が声優として初の作品となる佐藤は「何もかもが初めて体感することで、本当に海外に来た感覚になったくらい何も知識がなかったのですが、本番収録の前の練習の時にも鈴木監督をはじめスタッフの皆さんに来ていただいて、手取り足取り教えていただいて!」と述懐し、「その一生懸命、皆さんと一緒に作り上げさせていただいた夏目誠の声が劇場に流れると思うと、ちょっと想像できないんですけど、僕も楽しみですし(今日見られる観客たちは)うらやましいなって思っています」と語った。
そんな佐藤の声の演技について、原は「初めて聞いた時に『本当に誠くんの声だ!』ってなりました。不器用ながらも真っ直ぐで、『不器用だけど優しい誠くんそのものだ』と思いましたし、『この誠くんになら、きっと煌は自分の気持ちを打ち明けられるんだろうな』って思わせてくださる説得力が、佐藤さんの声にはすごくあるなと思いました」と印象を告白。
■人見知り同士の2回目のたどたどしい会話
また、この日で顔に合わせたのが2回目という佐藤と原。佐藤が「人見知りですか?」と尋ねると、原は「あ、よく分かりますね。隠してるつもりだったんですけど」と仰天。すると、佐藤は「さすがに隠し切れていないです(笑)。まあ、自分もそうなのであれですけど…。あのう」と尻すぼみに。
そんな2人のやり取りに、横澤が「人見知り同士の会話がちょっと聞いてられない!」とツッコむと、佐藤は「人見知り同士の2回目はこうなりますよ」と苦笑して、会場を沸かせた。
ほか、登壇者たちが“思い出の花火”について写真を公開しつつエピソードを披露するコーナーも。
佐藤は空撮の千葉・ZOZOマリンスタジアムの写真を公開し、「ファンミーティングで、ファンの方とメンバーと一緒に花火を打ち上げて、花火大会みたいに。『夏だから、花火大会やろう!』ということで。本当に自分たちの楽曲を使って、すごい数の花火を上げてもらって、メンバーと見て。本当にいい思い出というか、めちゃくちゃすてきな時間を過ごさせてもらいましたね」としみじみ語った。
◆取材・文=原田健

