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女子テニスの重鎮エバートが卵巣ガン3度目の再発を公表。「前向きな気持ちでこの闘いを乗り越えていきます」<SMASH>

女子テニスの重鎮エバートが卵巣ガン3度目の再発を公表。「前向きな気持ちでこの闘いを乗り越えていきます」<SMASH>

女子テニス元世界ランキング1位の伝説的巨星クリス・エバート氏(アメリカ/71歳)が、6月25日に自身の公式インスタグラム(@chrissieevert)を更新し、卵巣ガンの3度目の再発を公表した。

 1970~80年代の女子テニス界をけん引し、プレー中の冷静な振る舞いから"アイスドール"の異名でも親しまれたエバート氏は、全豪オープンを2度、ウインブルドンを3度、全米オープンを6度制覇し、全仏オープンでは歴代最多となる7度の優勝を記録。1968年のオープン化以降における四大大会シングルス18勝は、セレナ・ウィリアムズ(アメリカ/23回)とシュテフィ・グラフ(ドイツ/22回)に次ぎ、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ/18回)に並ぶ歴代3位の記録となっている。

 エバート氏は2021年12月にステージ1の卵巣ガンと診断され、翌22年にはBRCA遺伝子変異(乳ガンや卵巣ガンのリスクを高める遺伝子変異)が判明し、予防的な両乳房切除術を受けた。再発と寛解を経て解説者などテニス界での仕事に精力的に打ち込んでいたが、先週末に受けた定期検査で再び病変が見つかったという。

 投稿で同氏は「私はこれまで、自分の健康についてオープンかつ正直であり続けることを大切にしてきました」と切り出し、現在の状況をこう説明した。
 「先週末にCT検査とPET検査を受けた結果、卵巣がんの再発が判明しました。治療と回復に向けた第一段階として、すでに手術を終えており、今後数週間以内に化学療法を開始する予定です」

 エバート氏は米スポーツ専門チャンネル『ESPN』で29日に開幕したウインブルドンの解説を務める予定だったが、今回のガン再発を受けて出演を取りやめることを発表。加えて「今後数カ月間は仕事から離れ、治療に専念します」としている。投稿の最後には次のように前向きなコメントを残した。

「卵巣ガンは本当に手ごわい病気ですが、前向きな気持ちと強い意志を保ち、この闘いを乗り越えていきます。支えてくださっている医療チームの皆さんや家族、友人、そして温かい励ましの言葉を寄せてくださった全ての方々に心から感謝しています。また近いうちに皆さんにお会いできることを楽しみにしています」

 この投稿を受け、エバート氏の長年のライバルかつ親友でもあり、過去に咽頭ガンと乳ガンの闘病を経験した元女王ナブラチロワ氏(69歳)は、「私の友人クリッシー(エバート氏の愛称)は、まさに『チャンピオンの中のチャンピオン』です。だから今回もこの怪物を必ず打ち負かしてくれると信じています」とエール。この他にもガルビネ・ムグルサ氏(スペイン/元1位/32歳)やビリー・ジーン・キング氏(アメリカ/82歳)ら多くのテニス関係者やファンからも励ましの声が寄せられている。

文●中村光佑

【画像】エバート氏が自身のインスタで卵巣ガン3度目の再発を公表した投稿

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配信元: THE DIGEST

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