米記者の失言が、大きな波紋を広げている。
米紙『New York Post』によると、米放送局『ABC7 Los Angeles』のアビゲイル・ベレス記者が、ラウンド・オブ32でアメリカ代表と対戦するボスニア・ヘルツェゴビナ代表に対して配慮に欠ける発言をしたという。
ベレス記者は、カリフォルニア州ロングビーチで行なわれていたパブリックビューイングを取材中、アメリカとラウンド・オブ32で対戦するボスニア・ヘルツェゴビナについて、「ひとつ言えることは、ボスニア・ヘルツェゴビナが地図上でどこにあるかさえ、分からないことです」と冗談まじりに発言。
続けて、「正直、ボスニア・ヘルツェゴビナについて何も知らないし、知りたいとも思わないわ。なぜならアメリカ代表は完全に復活し、これまで以上に強くなって戻ってきたから、(対戦相手を)知る必要がないからです」と語った。
さらにベレス記者は、「ボスニア・ヘルツェゴビナ、覚悟しておきなさい。アメリカに負けることを望んでいないだろうけど、そうなることになるわ」と、強硬な発言を繰り返した。
こうした発言がSNSで拡散されると、当然のようにボスニア・ヘルツェゴビナを含む世界のファンから非難の声が飛び交った。
「傲慢で無知」「どれだけ空虚な人なんだ」「気の利いた発言だと思っているのか」「侮辱的な発言に気付いていない?」「なぜアメリカ人は知性が低いこと、無知であることを面白いと思うのか?」「多少の好戦的な態度はあっていいと思うが、これは正しいやり方ではない」「“どこにあるのか知らない”と自慢げに話せるのは不思議だ」「世界はボスニア・ヘルツェゴビナの味方についた」などといった声があがったという。
またアメリカ人からも、「こんなことを言う必要はない。アメリカ人全体の評判が悪くなる」「ボスニア・ヘルツェゴビナの皆さん、この記者の発言を無視してください。アメリカ人にとっても愚かな行為に見えます」「アメリカ人の中にも、彼女を批判する人が多くいます」といった意見が出ていた。
話が大きくなりすぎたからか、のちにベレス記者は自身の発言を撤回して謝罪した。ラウンド・オブ32のアメリカ対ボスニア・ヘルツェゴビナは、現地7月1日(日本時間2日9時)にキックオフとなる。
構成●THE DIGEST編集部
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