Photo:Sirabee編集部野球解説者の武田一浩氏が6月30日、YouTube『武田一浩チャンネル』に出演。ロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希の現状を分析した。
■5敗目を喫した佐々木6月27日のサンディエゴ・パドレス戦に登板し、5回途中3失点という内容で5敗目を喫した佐々木。
武田氏は内容を振り返り「制球に苦しんでいるときはダメだな。ボール自体は悪くなかったんだけど。スライダーがだいぶうまく使えるようには、なってきていると思うんで。今日はたまたまこんな結果になったけども、このまま投げていければ。まだ完全に育てている段階」と語った。
関連記事:運にも見放されたドジャース佐々木朗希… “喫緊の課題”を武田一浩氏が明かす「日本のことわざで…」
■負けが多い理由は?佐々木に負けが多い理由については「ホームランを打たれることが多いんで、負けちゃうわけよ。毎試合ホームラン打たれてるじゃん」と指摘。
スタッフが「14試合登板して14本ホームランを打たれている」と紹介すると、「あっさりというか、粘り強くない。ホームランをバンバンって打たれちゃって同点になったりとか、そういうパターンがあるんで」と分析。
「ホームランを減らすには、やっぱり低めにボールを投げる。佐々木の場合はボールが速いんで、高めのほうがいいのかなと思ったりするけど、球威がないときは、高めも打たれるからね」とアドバイスを送った。
関連記事:武田一浩氏、先発で苦しみ続けるドジャース佐々木朗希に提言 「マスコミに言われると…」
■「球は良くなっている」武田氏は佐々木の現状について、「今日も100マイルは普通に出てたから、球とか表情はすごい良くなってきている」と解説。
さらに「彼もまだまだメジャー行って2年目で、今年なんとか1年投げられて、どうなるかだよね。球は悪くなくなってきた、スピードも出ていたしね」とコメントした。
関連記事:ドジャース佐々木朗希への批判報道、武田一浩氏がメディア相手に怒り「気持ちで潰しちゃかわいそう」
■開幕からローテーションを守る佐々木は今季開幕からローテーションに入り、14試合に登板して3勝5敗、防御率4.88の成績。MLBは平均球速が速いこともあってか、千葉ロッテマリーンズ時代のような相手を圧倒するような投球は見せられていない。
一方でロッテ時代を含めて、これまで必ず怪我で戦線を離脱してきたが、現在のところローテーションを守っている。1年間フルで稼働することができれば、大きな成長といえるだろう。
ドジャースは現在ナショナル・リーグ西地区で2位のパドレスに11ゲーム差をつけての首位。すでにポストシーズンを見据えた戦いに入っているともいわれる。佐々木としては心に余裕のあるチームで、成長していきたいところだ。
関連記事:ドジャース佐々木朗希が“完全復活” 武田一浩氏が太鼓判、ポストシーズンでは「良いところで使う」
【今回の動画】武田氏が語る佐々木朗希の現状■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)