
「憎悪に満ちた中傷を受けた」ラウンド32で敗退のオランダ、PK失敗のクライファートら3選手が人種差別被害。現地報道「協会が対応に乗り出した」【W杯】
現地6月29日に開催された北中米W杯の決勝トーナメント1回戦で、オランダ代表がモロッコ代表と対戦。PK戦の末に敗れ、ラウンド32で敗退となった。
試合後、オランダ全国紙『De Telegraaf』は「2026年W杯でPKを外したオランダ代表の選手たちが人種差別被害に遭い、オランダサッカー協会(KNVB)が対応に乗り出した」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じた。
「1-1のまま突入したPK戦では、ジャスティン・クライファート、クインテン・ティンベル、クリセンシオ・サマービルの3人が失敗した。モロッコは2人外したが、最終的にPK戦を3-2で制した。一方でオランダは大会から姿を消すことになった。試合後、クライファート、ティンベル、サマービルの3選手は、ネット上で人種差別的で憎悪に満ちた中傷を受けた」
同メディアによると、KNVBの広報担当者は、「私たちは一連の騒動を非常に深刻に受け止めている」と述べ、こう説明したという。
「KNVBはオンライン差別通報窓口『Meld.Online Discriminatie』に通報する。その後、法務担当が当該発言が犯罪に該当するかを判断し、それが検察への告発につながれば、刑事捜査が開始されることになる」
KNVBは30日、公式Xでも声明を発表。選手、スタッフ、関係者、サポーターへの感謝を伝え、併せて「敗退後、オンライン上で選手への人種差別的な投稿が多数確認された」と報告。「これらの行為を私たちは絶対に許さない。人種差別をはじめとしたあらゆる差別は、サッカー界でも、ネットでも、社会でも、どこでも認められない」と強調している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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