
「惨憺たる結果だった」アジア勢の『7/9』GS敗退に英紙が警鐘。ブラジルに善戦の森保Jは「模範となるべき存在」「日本の例に倣えば…」【W杯】
森保一監督が率いる日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表と対戦し、1-2で逆転負け。あと一歩でベスト16進出を逃した。
大会を総括したイギリスの有力紙『The Guardian』は、「アジア勢にとって今大会は惨憺たる結果だった」と厳しい見方を示す一方、日本については大きな賛辞を送っている。
同紙は、日本がブラジル相手に見せた前半の戦いぶりを高く評価。「しばらくの間、ワールドカップ史上最大のアジア勢の快挙が実現し、日本がブラジルに勝利するかに見えた」と伝え、「エネルギー、技術、そして気概に満ちたチームは南米勢を圧倒し、世界へ、そして母国へ新時代の幕開けを告げていた」と称えた。
しかし、その勢いは最後まで続かなかった。後半は運動量が落ち、守備に押し込まれる時間が増加。96分の決勝点で力尽きた展開について、「ブラジルの選手層の厚さがわずかに勝っていた」と分析。さらに、三笘薫、遠藤航、南野拓実、久保建英という主力4人が出場できていれば、「結果は違っていたかもしれない」とも記している。
一方で記事は、日本以外のアジア勢には厳しい評価を下した。出場9チームのうち7チームが決勝トーナメント初戦で姿を消し、「最も難易度の低い大会」で期待を大きく下回る結果だったと指摘。韓国やサウジアラビアは「もっと良い成績を残せたはず」とし、初出場のヨルダンやウズベキスタンなどには一定の理解を示しながらも、アジア全体としては苦い大会だったと総括した。
そのうえで、日本は「模範となるべき存在だ」と強調し、「長期的なビジョン、忍耐、そして決意といった日本のモデルは、まだ他国では浸透していない」と評価。「他国にとっては、日本の例に倣い、長期的な視点で考える絶好の機会だ。そうすれば、将来的にサムライブルーの後を追って、決勝トーナメントに進出できるかもしれない」と結論づけ、日本の歩みをアジア各国が目ざすべきモデルとして位置づけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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