現地時間6月30日(日本時間7月1日)、NBAはFA(フリーエージェント)選手との交渉が解禁され、初日からスーパースター2人を巡る大型ニュースが飛び込んできた。
まず、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが、古巣トロント・ラプターズへのトレードに合意したことを『ESPN』が報道。さらに、ロサンゼルス・レイカーズから完全FAとなったレブロン・ジェームズがチームを去ることが発表された。
2018年夏、マイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズで8年連続のファイナル進出を飾った“キング”はレイカーズへ入団。加入1年目はケガで55試合の出場に終わるも、翌2019-20シーズンにはアンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)との超強力タッグを形成し、チームを10年ぶり17度目のNBAチャンピオンへ導いた。
レブロン加入後の優勝はこの1度だけだったが、常に“パープル&ゴールド”のリーダー役をこなし、2023年12月にはインシーズン・トーナメント(現エミレーツNBAカップ)の初代王者となり、大会MVPを受賞した。
41歳の大ベテランは、2020年にファイナルMVPにも選ばれており、引退後のバスケットボール殿堂入りは確実。それだけに、背番号23が永久欠番になる可能性は十分あるだろう。
スーパースターの退団を受け、レイカーズで2シーズン共闘したルカ・ドンチッチは「あなたと一緒にプレーし、多くを学ぶことができて光栄だった」とインスタグラムのストーリーズへ投稿。
また、球団OBで2018年までレイカーズのバスケットボール運営部代表を務めていたマジック・ジョンソンも、自身のXでこう綴っていた。
「私がレイカーズの球団社長だった2018年に会談へ応じ、チームとの契約を決断してくれたレブロン・ジェームズと、敏腕エージェントのリッチ・ポールに感謝したい。彼はレイカーズへ新たな時代をもたらしてくれた。2020年にNBA優勝へ導き、レイカーズのユニフォームを身にまとって数々の金字塔を打ち立てた。私はこれからも彼を愛し、感謝し続けるよ。コート内外を問わず、彼の人生の次のステージが素晴らしいものになるよう願っているよ!」
気になるレブロンの移籍先だが、現状では古巣のヒートとキャブズ、そして好敵手ステフィン・カリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズ、さらにはミネソタ・ティンバーウルブズなど複数のチームが候補に挙がっている。
来季でキャリア24年目を迎えるとはいえ、レブロンは今もなおリーグ屈指の実力者。“キング”の決断は、この夏のFA市場、ひいては来季の優勝争いの勢力図を大きく左右することになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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