北中米ワールドカップのグループステージで敗退した韓国代表の内情が明らかになった。韓国紙『中央日報』が7月1日に報じた。
「国会文化体育観光委員会所属のチン・ジョンオ議員(国民の力)が、代表チームの事情をよく知る複数の関係者から情報を受けた。それによると、グループステージ第3戦の南アフリカ戦を控えた時点で、代表チーム内に不協和音が生じていたという」
発端は、一部の韓国報道陣がソン・フンミンの兵役免除を揶揄する会話が、誤ってYouTubeで配信されたこと。これを知った選手側はグループステージ初戦のチェコ戦に勝利した後から取材対応をボイコットした。
問題は取材ボイコットをいつまで続けるのか、という点にあったという。ソン・フンミンとイ・ジェソン以外の選手は、「ワールドカップという大きな大会でインタビューを受けないのは適切ではない」と主張。見解の相違から、チーム内に亀裂が生じ始めたという。ホン・ミョンボ監督は選手に対して取材を受けるよう指示を出したものの、ソン・フンミンとイ・ジェソンは取材対応を行なわなかった。
同紙によると、中心選手2人の姿勢がグループステージ3戦目の南アフリカ戦のスタメン落ちにつながったという。南アフリカ戦のスタメン発表後から、とりわけソン・フンミンのベンチスタートは大きな話題となっていた。
結果的にソン・フンミンは後半スタートから出場したが、イ・ジェソンには出番はなく、チームは0-1で敗戦。引き分け以上でグループ突破が決まっていたなか、まさかの黒星がW杯敗退につながった。
同紙はチン・ジョンオ議員の見解を、このように報じている。「結果論ではあるが、ホン・ミョンボ監督が南アフリカ戦でソン・フンミンとイ・ジェソンを先発から外し、そして試合に敗れた。選手起用は監督の権限だが、その判断の過程に問題がなかったのかは検証されるべきだ」。
「食中毒にでもかかったのか」と揶揄されたほど、低調な内容だった南アフリカ戦の敗北には、こうした背景があったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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