開幕以降、打撃成績が伸び悩んでいるトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.は不本意なシーズンが続いており、今なお、昨季までの打棒を取り戻せていない。本塁打数は4本(6月30日現在)と、物足りない数字のままだ。
またここにきて、そのパフォーマンスが極度の不振とも囁かれていることに加え、バッティング以外のプレーにも厳しい反応が上がっているようだ。ゲレーロJr.の走塁を「怠慢」と評する現地関係者の声を、米スポーツサイト『HEAVY』が伝えている。
6月30日配信の記事において同メディアは、ブルージェイズのテレビ解説を務めるケイレブ・ジョセフ氏のコメントを掲載。ゲレーロJr.のグラウンド上の動きに対し、以下のように話している。
「フラストレーションを抱えているように見え、打ちのめされているようにも、自信を失っているようにも見える。そして、一塁までの走りも“平均点程度の努力”しか感じられない。それでは見栄えが悪い。背番号27はそこを改めなければならない。本当にそう思う」
さらにジョセフ氏は、ブルージェイズの同僚たちへの提案として、「もし彼のことを本当に気にかける親しい友人がチーム内にいるなら、彼を脇へ呼んでこう言うはずだ。『ブラッディ、この振る舞いは見栄えが良くない。君はもっとできる選手だ。気持ちは間違った方向には向いていない。でも少し大人にならなければいけないし、この状況を乗り越え、失敗との向き合い方を成熟した形で学ばなければならない』とね。私はそういう存在が現れるのを待っているが、まだ見ていない」などと想いを打ち明けている。
同メディアもこれらのコメントを伝えるとともに、ゲレーロJr.のプレーを振り返り、「今季は打球を放った後に一塁まで全力で駆け抜けるのではなく、ゆっくりとジョギングするように走る場面があまりにも多い」などと説明。続けて、「本気で走っていれば内野安打が増えていた可能性もあり、少なくとも併殺打をいくつか回避できたかもしれない」と訴える。
さらに、27番のフィールド上での振る舞いに対する持論を並べ、「こうした姿はファンの目にも明らかであり、今季4000万ドル(約65億円)を超える年俸を受け取っている選手としては、到底受け入れられるものではない」と主張している。
昨季まではブルージェイズの“顔”としてチームを牽引していたゲレーロJr.。スタジアムを沸かせる本来の姿は、まだしばらくは戻らないのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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