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【GLEAT】2年ぶり限定復帰のカズが奮闘もごう沈 丸藤&鼓太郎は有明で三沢&小川連係披露

【GLEAT】2年ぶり限定復帰のカズが奮闘もごう沈 丸藤&鼓太郎は有明で三沢&小川連係披露

『5th ANNIVERSARY 旗揚げ記念大会 SONIC WRESTLING in 有明』SGC HALL有明(2026年7月1日)
○丸藤正道&鈴木鼓太郎vs田中稔&カズ・ハヤシ×

 2年ぶりに限定復帰を果たしたカズが奮闘。しかし、三沢光晴&小川良成組を思わせる連係を披露した丸藤&鼓太郎に攻め込まれて最後はごう沈した。

 カズは2024年7月1日のTDCホール大会で引退。その後はLIDETエンターテイメントの社員として働いていた。しかし、GLEAT旗揚げ5周年興行で2年ぶりに復帰。引退ロードで希望したものの実現しなかったNOAH・丸藤との対戦が実現した。

 丸藤とカズは2009年に全日本プロレス2・6後楽園ホール大会で世界ジュニアヘビー級王座を懸けて対戦。カズが丸藤を破って、世界ジュニア王座奪回を果たしており、丸藤にとっては17年ぶりに迎えた雪辱の機会となった。タッグを組む丸藤と鼓太郎は三沢光晴さんの遺伝子を受け継ぐ先輩・後輩。稔も含めて関わりの深い4人による一戦となった。

 スーツ姿で現れたカズはジャケットとYシャツを脱ぎ、上半身裸で限定復帰戦に臨んだ。先発は稔に譲ったものの、タッチをもらってリングインすると、鼓太郎と対峙する。気迫全開で基本的なロックアップやショルダータックルを仕掛けるも、鼓太郎のエルボースマッシュを受けると急ブレーキ。動きが鈍ったところで、丸藤と対峙した。

 丸藤はアゴクイからこん身の逆水平をぶち込むと、カズは悲鳴を上げてヒザをつく。それでも「カズ」コールを受けると、逆水平合戦へ。破壊力の差は明らかで、丸藤は容赦なく連打を浴びせる。カズは「クソ!」などと叫びながら、なりふり構わず食らいついたものの、ついに崩れ落ちた。鼓太郎も各種エルボーでメッタ打ちにするも、カズはカウンターのヒップトスで窮地を逃れる。

 盟友のピンチを助けようと稔が孤軍奮闘。鼓太郎のツームストンパイルドライバーや丸藤の逆水平を食らいながらも体力回復の時間を作り、いい場面でカズに勝負を託した。カズは串刺しニールキックからロープを掴んでの逆上がりでリングに舞い戻り、「カズ」コールを浴びる。さらに、現役時代に得意としていたライオンサルトも披露。ファイナルカットの体勢に。

 しかし、鼓太郎が介入。連続して串刺しバックエルボーを見舞うと、かつてNOAHの事務所があった有明の地で、三沢&小川組を思わせる流れるような連続攻撃を披露し、カニバサミからエルボードロップにつなげる。粘るカズは丸藤の不知火を防いで丸め込みを連発して必死の抵抗。稔が急行するが、鼓太郎がタイガードライバー、丸藤が不知火が連続して決めて返り討ちにした。

 残るはカズのみ。丸藤のフックキック、鼓太郎のローリングエルボー、丸藤の虎王から合体エメラルドフロウジョンがさく裂する。稔のカットが間に合うと、カズは死力を振り絞り、ファイナルカット、パワープラントと現役時代の必殺技で逆襲。「カズ」コールに包まれると、逆水平合戦を仕掛けた。しかし、スピードの落ちない丸藤はフックキックから虎王を2連発で鎮圧。カズは自力で肩を上げたものの、丸藤は真・虎王で3カウントを奪った。

 奮闘したカズだったが、最後は疲労困ぱいで大の字。丸藤が17年越しに雪辱した形に。それでもカズは稔に健闘を称えられると、丸藤や鼓太郎とも抱擁。丸藤と鼓太郎、稔も握手すると、最後は4人で手を掲げてみせた。

 一日限定復帰を終えたカズは「続きのないプロレスってのができたと思ってます。僕の中には答えがある。それはファンもそうだし、プロレスラーみんなもそうだし、たくさんの言いたいことがあるかもしれない。いろいろな方面であるかもしれない。いいよ。プロレスだから、それが。答えは一つじゃない。ただ、俺の中には一つの答えがあって、そのプロレスを今日することができました」と満足げに振り返った。

 リベンジを遂げた丸藤は「今日一日でおしまいってことでね。全然できるじゃない、カズさん。もうちょっとだけ絞れば全然いけるんじゃないの? 楽しかったですよ」と話した。NOAH旗揚げの地・有明で実現した鼓太郎との再会合体について「やっぱり信用できるし、やれば強いし、組んだら心強いし。俺たちの真ん中には、(腕のサポーターを指して)この緑の人も見ててくれたと思うし。俺たちが組んだら負けるわけにはいかない」と振り返ると、鼓太郎は「丸藤さん! お互い動くうちシングルマッチやりましょう」と希望していた。


【試合後の丸藤&鼓太郎】

▼丸藤「(離れたところにいる鼓太郎に向かって)隣にいてよ。せっかくだから隣にいてよ。(鼓太郎がやってきて)ありがとうございました」

▼鼓太郎「ありがとうございました」

▼丸藤「久しぶり」

▼鼓太郎「久しぶりどころじゃないですよ」

▼丸藤「やっぱり鼓太郎の安心感はないですよ。やっぱり信用できるし、やれば強いし、組んだら心強いし。俺たちの真ん中には、(腕のサポーターを指して)この緑の人も見ててくれたと思うし。俺たちが組んだら負けるわけにはいかないんで」

▼鼓太郎「そうですね」

▼丸藤「カズさん、限定復帰。限定復帰、カズ・ハヤシ選手、おめでとうございました。そしてお疲れ様でした。今日一日でおしまいってことでね。全然できるじゃない、カズさん。もうちょっとだけ絞れば全然いけるんじゃないの? もっともっと。楽しかったですよ。そして田中さん、相変わらずかっこいいですね。かっこよすぎてちょっと嫉妬しちゃいますよ俺。53歳ですかね。ああいう大人に僕もなりたいです。またいつでもやってやりますよ、このスットコドッコイ!」

▼鼓太郎「言いたいことだけ言っていっちゃいましたね。リングで待ちながら聞く『HYSTERIC』、感慨がありますね。なんか昔を思い出す感じが。もう(控室へ)行っちゃったんですけど、大切なこと言おうと思ったんだけど、行っちゃったんで。丸藤さん! お互い動くうちシングルマッチやりましょう。今日はありがとうございました」


【カズの話】「続きのないプロレスってのができたと思ってます。僕の中には答えがある。それはファンもそうだし、プロレスラーみんなもそうだし、たくさんの言いたいことがあるかもしれない。いろいろな方面であるかもしれない。いいよ。プロレスだから、それが。答えは一つじゃない。ただ、俺の中には一つの答えがあって、そのプロレスを今日することができました。俺は感謝しかない。本当にこの舞台を作ってくれた関係者、そしてファン、丸藤正道選手、鈴木さん、稔さん。みんなに感謝です。ありがとうございました」

【稔の話】「今日、カズさんが一日限定復帰をして、続きのないプロレスをやるとおっしゃったけど、それはカズさん今日一日の復活なんで、続きのないプロレス大いにわかるんですけど、現役の俺はここから続きのあるプロレスを見せなきゃいけないと思ったんで。このカードが発表された新宿FACEで言った通り、今日、俺が32年プロレスやってる中で二つだけある心残り。それを今日、勝って言いたかったです。今日、NOAHから丸藤正道選手が来てる。絶好のチャンスだと思ったんで、その二つの心残りを全部吐き出そうと思ったんですけどね。結果、負けたんで今日言えないですけど。でもね、一つ今日、丸藤選手、鼓太郎選手とセミファイナルという舞台でやれて、一つ答え出ましたよ。二つの心残り、誰か頼みじゃなく、俺の力でつかみ取るぞ。一つ答えが出たんで、それがいつになるかわからないけど、俺は俺の手でそれをつかみ取るから。何にせよ、田中稔に任せとけってことだ」

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