
「めっちゃ怒ってるぞ」フランス代表の至宝がデシャン監督を“ガン無視”する様子に議論百出「恥さらしだ」「気持ちは分かる」【W杯】
現地6月30日、北中米ワールドカップのノックアウトステージ、ラウンド32でフランス代表はスウェーデン代表と対戦し、3-0の快勝を収めた。グループFで日本と死闘を演じた北欧の雄を終始圧倒し、キリアン・エムバペの2発などで一蹴。ラウンド16ではドイツを下す金星を挙げたパラグアイと対峙する。
そのスウェーデン戦のゲーム終了直後、気になるシーンが国際映像に捉えられたという。英紙『The Sun』は次のように説明している。
「ワールドカップを視聴していたファンの間で、ある選手と監督の関係が険悪なのではないかとの憶測が広がっている。試合後に見られた緊迫したやり取りが、そのきっかけだ。試合後、フランス代表のディディエ・デシャン監督はピッチへ入り、選手たちをねぎらって回っていた。そのなかには終盤の85分から途中出場したラヤン・シェルキも含まれていたが、シェルキはデシャン監督にまったく応じようとしなかったように見えたのだ。シェルキはデシャン監督が近づいてくるのを見ると、最初は反対方向へ歩き始め、さらに監督が握手を求めると、それを避けるようにソックスを直すために身をかがめ、指揮官との接触を避けているような仕草を見せたのである」
現在22歳のシェルキはマンチェスター・シティに所属し、次代を担うエース候補として注目が集まっている。だが今大会では出場機会が限定的で、グループステージ初戦のセネガル戦が86分から、イラク戦が67分から、ノルウェー戦も67分から出場し、ラウンド32のスウェーデン戦も85分から登場。ほとんどが試合の趨勢がほぼ定まったなかでの投入だ。
『The Sun』紙は「シェルキは明らかにフラストレーションを溜めている。監督との関係は火花バチバチで、確執も取り沙汰されている」と論じる。そのスウェーデン戦ではチャンスの場面でシェルキがパスミスをしてしまい、デシャン監督が手で顔を覆う場面が映し出された。
件の映像がSNS上で拡散されると、まさに議論百出。「シェルキがめっちゃ怒ってるぞ」「監督に対して無礼な恥さらしだ」「大人げない態度」「嫌ってるのはデシャンのほうだろ」「あれほどの天才をなぜ使いこなせないんだ」「デシャンは間違ってない」「ラヤンの気持ちも分かる」など、さまざまな意見が飛び交っている。
そんななか、フランスのメディア『RMC Sport』は「デシャンとシェルキの間に確執? フランス代表スタッフは『問題ない』と断言した」との記事を掲載した。
記事では「確かにシェルキが冷たい態度を取ったように見えたが、少なくともフランス代表内部では、この出来事は問題視されていない」と報じ、「我々の取材によると、シェルキとデシャンの関係は良好だ。チームスタッフのひとりは『彼は自分自身に腹を立てていただけだ。途中出場でのプレーに満足していなかったのであって、監督に不満を抱いていたわけではない』と説明してくれた。さらに『彼は良いプレーをしたいと強く望んでいる。しかし最近の試合では思うようなパフォーマンスを見せられず、そのことが本人の中でわだかまりになっている』というのだ」と伝えている。
そして同メディアは「代表チームが公開した動画を見ると、その後のロッカールームでのシェルキは笑顔を浮かべていた」と付け加えている。
やはり、周りが騒ぎすぎているだけなのか。いずれにせよファンとしては、ワールドカップの舞台でもっとシェルキのパフォーマンスを観たいのが正直なところ。だがそれを許さないのが、フランス代表のとんでもない選手層ということになるのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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