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【DRAGONGATE】Kzyがシエロ熱戦突破でドリームゲート挑戦権獲得 王者・菊田へ「お前に打ち勝って、笑顔で神戸ワールド締める」

【DRAGONGATE】Kzyがシエロ熱戦突破でドリームゲート挑戦権獲得 王者・菊田へ「お前に打ち勝って、笑顔で神戸ワールド締める」

『AGGRESSIVE GATE 2026』後楽園ホール(2026年7月2日)
オープン・ザ・ドリームゲート王座次期挑戦者決定戦 ○Kzy vs エル・シエロ×

 Kzyがシエロを熱戦の末に破り、ドリームゲート王座挑戦権を獲得。執念で1年4ヵ月ぶり8度目の挑戦を決めたKzyは王者・菊田円に対し、「お前に打ち勝って、笑顔で神戸ワールドのメインを締めてやろうじゃねえか。楽しみにしとけ」と言い放った。

 因縁を引きずる加藤良輝に一騎打ちを求めるも拒否されてきたシエロは、その加藤を振り向かせるためにドリームゲート王座を奪取しようと、6・5後楽園大会のメイン後、王者・菊田に挑戦表明。そこに待ったをかけたのがKzyだった。これまで一度も至宝を手にできていないKzyは「“だったら"みたいな感覚で挑戦できるほどドリームゲートは甘くねえんだ。ドリームゲートに思いを寄せまくってる男がいることを忘れるな。この俺だよ」と主張し、負けじと「おい、菊田。そのベルトへの思いが強いほうがやりがいがあるってもんだろ。次の挑戦者はこの俺だ!」と迫った。

 2人の言葉を聞いた菊田は「出てきたと思ったら20年間結果も残せないKzyと、ついでに挑戦するエル・シエロか。菊田円をナメるなよ」と不満をあらわにし、3WAYでのタイトル戦を視野に入れたものの、最終的に斎藤了GMの判断により、7・20神戸ワールド記念ホール大会での挑戦権を懸けて、シエロとKzyが対戦することになった。

 Kzyが勝てば1年4ヵ月ぶり8度目の挑戦、シエロが勝てば初挑戦となるこの一戦。矢のようなトペスイシーダを皮切りにシエロが序盤戦を優勢に進める。強烈なチョップを効果的に叩き込み、Kzyを圧倒した。Kzyも得意のエルボーを何度も唸らせて自分のリズムを刻み、クモラガミでしつこく絞め上げたものの、シエロも大技で主導権は握らせず、シーソーゲームが続く。

 幾度となくエルボー合戦を繰り広げると、シエロも感情むき出しで呼応。しつこくツームストンパイルドライバーを仕掛けると、ついにKzyを突き刺す。フラフラに追い込まれたKzyだったが、ダブルアーム式DDTからランニングエルボースマッシュでカチ上げて、両者大の字に。

 ここでも2人は絶叫しながらエルボーを打ち合って火花。Kzyはシエロの連打を正面から受け止めると、ワンツーエルボーを乱れ打つ。シエロも変型フェイスクラッシャーを決めたものの、Kzyはすぐさま動いてカナディアンデストロイヤーを繰り出すと、ランニングエルボースマッシュでカチ上げ、奥の手・韻波句徒で突き刺して3カウントを奪った。

 Kzyが熱戦を制してドリームゲート王座挑戦権の証である鍵を獲得。喜びをあらわにすると、マイクを持ち、「俺が次期挑戦者だ!」と叫んだ。「不格好でも、泥臭くても、勝ちへの執念だけは絶対捨てないからな」と吐露すると、「シエロ、お前、珍しく感情出たんじゃねえのか、コラ。PSYPATRAに突如現れた謎のマスクマン。順風満帆にいくと思ったか。甘いぞ。DRAGONGATEのリングは甘くねえぞ!」とリングを去っていくシエロにメッセージを送った。

 入れ代わるようにして王者の菊田が現れると、Kzyは「お前もそうだ。とてつもなく強い後輩。ドリームゲートチャンピオン、菊田円。俺が有言実行したぞ。お前の前に立つのはこの俺、Kzyだ」と力強く断言する。

 一方、菊田は「俺の前に立つのがKzyか。20年間、何も残せなかったお前が今さらドリームゲートチャンピオンになれるわけがねえんだよ。おい、お前の腐った20年をこの俺が全部受け止めてやるよ」と上から目線で通告。「おい、お前らどう思う? 頑張ったヤツがこのベルトを獲れると思うか? ここにいるKzyがこの俺、菊田円に勝てるか?」と観客に問いかけた。Kzyに歓声が集中すると、菊田は「Kzyよかったんじゃないのか。お前の腐った20年にもこんなゴミみたいなヤツらが付いてるじゃねえかよ」と吐き捨て、「このベルトは最高峰のベルトだ。お前みたいな20年間腐り続けたヤツをゴミ溜めに落とすのもこの俺、菊田円の責任だ」と何度もKzyをこき下ろした。

 しかし、気持ちで引かないKzyは「受け止めてもらおうじゃねえか。クソみたい…まあ、しょうがねえ。もともといろんなヤツらから見下されてきた人間だ。それは自分自身の責任でもある。でも、俺を変えてくれた仲間や先輩や後輩や、見に来てくれているファンのみんながいるわけなんだよ」とみんなの気持ちを背負う覚悟を見せると、「俺はそんなお前の言う“クソッタレ"のみんなのために、クソッタレ上がりが大輪の花を咲かせる瞬間を、俺の体を持って証明してみせるために、お前に絶対勝つ」と必勝宣言。「いいか、後楽園。夢を見続けることは自分を信じることだ。決して裏切らない。それを絶対俺が証明してみせる」と誓いを立てつつ、「リング上の太陽、ドラゴンゲートの元気印としてな。お前に打ち勝って、笑顔で神戸ワールドのメインを締めてやろうじゃねえか。楽しみにしとけ」と菊田に宣戦布告すると、「よろしくどうぞ!」と締めくくった。

 2014年8月にハンディキャップ戦という形で挑んで以降、実に7回もドリームゲート王座に挑戦してきたものの、そのたびに弾き返されてきたKzy。2021年7月の神戸ワールド大会で当時王者だったシュン・スカイウォーカーに敗れた過去もあるだけに、20年分の思いを込めて、今度こそ神戸の地で悲願の至宝獲りを果たし、宣言通りに笑顔で会場を染め上げるつもりだ。

【Kzyの話】「夢の扉の鍵はこの俺、Kzyのものだ。ドリームゲートの道は俺が通るからな。シエロ、お前はDRAGONGATEに来た以上、もっと苦労しやがれ。かといってDRAGONGATE、素晴らしい選手がいっぱいいるぞ。後輩含め。下に追い抜かれ、先を越され、気づけば20年でさ。このドリームのベルトを目指し始めた10年というのは心が打ち砕かれるような出来事ばっかりでした。だけど仲間や先輩、後輩、ファンのみんなが俺を支えてくれてます。だから俺はもう飽きられることを、あきらめましたからね。何回でもやる気持ちでいました。今年40歳、キャリア20年。戸澤陽が旅立ってから約10年。これは何かのまた運命じゃないかと思ってますから。ここでまた俺が今度こそ扉を開きます。クソったれに希望と夢を。こっからが俺の時間だ。よろしくどうぞ」

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