ニューヨーク・ヤンキースは現地7月1日、本拠地でデトロイト・タイガースと対戦し、2対6で敗れた。これでヤンキースは今季初の2カード連続でのスイープ負け。連敗も「7」に伸びるなど、チームとしての不振が深刻化している。
苦しい状況が続くヤンキースは、肋骨の疲労骨折で戦列を離れているアーロン・ジャッジの復帰が待たれる中、その見通しも決して明るくはないようだ。球団地元メディア『NEW YORK POST』によると、1日の試合前、ジャッジ本人がクラブハウスで取材に応じ、「再検査を受けたら、しっかりした近況を伝えるよ。その結果を見て次の段階に進むことになる」などと述べたという。
復帰に向けたプログラムについては、「今の段階で話す必要はない。この件が重要な話題で、大きな問題だということは分かっている。でも、みんなにはきちんと全体像を伝えたい。だから今、中途半端な情報を話すより、近いうちにすべて説明できる時まで待った方がいい」とジャッジは話している。
同メディアは、6月2日のジャッジの負傷者リスト入り当初、球団側が「約4~6週間後に再検査を行ない、治癒の程度と今後の対応を判断する」と発表していたと振り返りながら、「木曜日で診断からちょうど4週間となるが、少なくとも現時点では再検査の予定はなく、6週間後に設定される可能性が高まっている」などと指摘する。
さらに、「その再検査はあくまでリハビリの強度を上げる許可を得るためのものにすぎず、ゴーサインが出た後も実戦復帰へ向けた調整にはさらに数週間を要する見込みだ」として、チーム合流時期が不透明だと強調する。
また、アーロン・ブーン監督のコメントも紹介されており、指揮官は以下のように打ち明けている。
「おそらく今後2週間ほどのどこかで、彼の状態やリハビリの進み具合を見ながら、『もう一度画像を撮ろう』というタイミングを決めることになるだろう。ただ、その日がいつになるかは私にも分からない」
加えて同メディアは、苦戦が続いている現在のチーム状態についても言及。「ジャッジ離脱後の数週間は何とか持ち堪えていたヤンキースだが、この1週間は2年連続ア・リーグMVPを欠く影響が色濃く表れている」などと訴えている。
現在、ヤンキースはア・リーグ東地区2位で首位のタンパベイ・レイズを追う立場にある。ジャッジ不在のまま迎える夏、チームは再浮上のきっかけを見出すことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部

