
メディアも敵か!?「ホテルを突き止め次第、サポーターに共有するだろう」。メキシコ戦に臨むイングランドが“妨害工作”を警戒。英紙が報道【W杯】
決戦を前に、ピッチ外での攻防が激化しそうだ。北中米ワールドカップの準々決勝で、共同開催国のメキシコと対戦するイングランドが、敵地での“妨害工作”を警戒していると、イギリスメディア『THE Sun』が報じた。
試合はメキシコシティのエスタディオ・シウダ・デ・メヒコで、現地7月5日に行なわれる。同メディアによると、イングランドの選手たちはメキシコシティに到着した際に、騒音による妨害を受けることを警告されているという。
メキシコがラウンド32でエクアドルと対戦した際の前例がある。メキシコのファンは試合前夜、エクアドル代表チームが滞在するホテルの外で花火を打ち上げ、太鼓を叩き、車のクラクションを鳴らし続けた。
この騒音は、選手の睡眠を妨害する目的だったと見られている。エクアドルはこの件でFIFAに公式な抗議を申し立てたが、翌日の試合ではメキシコに0-2で敗れた。
トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランドも、金曜日の夜にメキシコの首都に到着した際、同様の“歓迎”を受ける可能性を認識している。
イングランドサッカー協会(FA)は、滞在ホテルの場所を秘密にしたい考えだが、情報が漏洩することは避けられないと懸念している。記事では「メキシコのジャーナリストやレポーターが、イングランドのホテルの詳細を突き止め次第、サポーターに共有するだろう」と伝えている。
FAはこうした事態に対し、特別な対策は計画しておらず、通常のアウェー遠征と同様に、選手に耳栓やアイマスクを支給するにとどまるようだ。関係者の話では、代表選手たちは国際的な遠征に慣れており、睡眠が浅い選手は自然由来の睡眠補助薬や、ホワイトノイズを発生させる音響機器の使用にも精通しているという。
なお、イングランドは6月30日にアトランタで行なわれたDRコンゴ戦で2-1の勝利。翌日にカンザスシティの拠点でトレーニングを実施した。DRコンゴ戦に出場しなかったメンバーに加え、途中出場のエベレチ・エゼとジョン・ストーンズが軽いセッションに参加。2ゴールを挙げたハリー・ケインをはじめとする先発メンバーは、ピッチ脇で自転車を漕ぐなどしてリカバリーに努めた。
一方、ハムストリングを痛めているリース・ジェームズと、足首に問題を抱えるジャレル・クアンサーは屋内で個別のプログラムをこなし、チーム練習には参加しなかった。
チームがメキシコへ移動するのを金曜日まで遅らせたのは、高地対策の一環だ。試合会場は標高2,200メートルに位置しており、高山病の影響は通常3日から9日の間に表われるため、その影響を最小限に抑える狙いがある。
練習内容のスパイ行為への懸念も理由の一つとして示唆されたが、今回の主な動機は、ベースキャンプ地での調整時間を最大限に確保したいという意図があったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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