
日本映画専門チャンネルが、7月と8月に放送する「日曜邦画劇場」のラインナップを発表した。「日曜邦画劇場」は、最新作や話題作を放送する同チャンネルの看板企画。毎週日曜夜9時の放送回では、フジテレビアナウンサーの軽部真一が劇場の支配人を務め、映画にまつわるエピソードなどの解説付きでオンエアされる。7月・8月は、テレビ初放送の話題作や、ゲスト出演の注目作、名作など、幅広いラインナップとなっている。
■「ナイトフラワー」※TV初
7月5日(日)夜9:00-ほか
「ミッドナイトスワン」「サイレントラブ」の内田英治監督、北川景子主演によるヒューマン・サスペンス。数々の映画賞を受賞した。愛する子どもたちのためにドラッグの売人となったシングルマザーが辿る過酷な運命を描く。
なお、7月5日(日)、7月9日(木)の放送回では、本編前後に森田望智への特別インタビューも放送される。
■「さびしんぼう」
7月12日(日)夜9:00-ほか
大林宣彦監督による「尾道三部作」の完結編。ショパンの「別れの曲」のメロディにのせて紡ぐ切なくて優しい恋物語。冴えない高校生の少年(尾美としのり)の前に、“さびしんぼう”と名乗る不思議な少女(富田靖子)が現れる。
なお、7月12日(日)、7月16日(木)の放送回では、本編前後に尾美への特別インタビューも放送される。
■「リンダ リンダ リンダ 4K」※4K化TV初
7月19日(日)夜9:00-ほか
文化祭のステージを控える女子高生バンドの数日間を、ユーモアと切なさをちりばめ、鮮やかに切り取った青春映画。メガホンを取ったのは「天然コケッコー」「カラオケ行こ!」の山下敦弘監督。ゼロ年代青春映画の金字塔が4Kで甦る。
■「早乙女カナコの場合は」※TV初
7月26日(日)夜9:00-ほか
「BUTTER」の柚木麻子氏の原作を橋本愛主演で映画化した恋愛ドラマ。主人公・早乙女カナコの10年に及ぶ恋愛の紆余曲折を中心に、女性たちの人間模様を綴る。
■「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」
8月2日(日)夜9:00-ほか
日本初の教師の児童いじめに認定された事件を追う、ルポルタージュを映画化。「クローズZERO」「着信アリ」などの三池崇史監督が、事件を双方の視点から捉え、新境地を見せる。
■「黒川の女たち」※TV初
8月9日(日)夜9:00-ほか
戦後も心身に傷を負った満蒙開拓団の女性たちの声を拾うドキュメンタリー。タブーに切り込む「ハマのドン」の松原文枝監督が真実に光を当て、その尊厳回復にも努めた力篇となっている。大竹しのぶが語りを担当。
■「あんのこと」
8月16日(日)夜9:00-ほか
複雑な家庭環境に育ちながらも、より良い人生を志した実在の少女の半生を丹念に描く。「SR サイタマノラッパー」「22年目の告白〜私が殺人犯です〜」などの入江悠監督が、新聞の小さな記事を基に自ら脚本も手がけて現代社会の闇に迫る。
■「私にふさわしいホテル」※TV初
8月23日(日)夜9:00-ほか
文学界の酸いも甘いも知る、柚木麻子氏の同名小説を、堤幸彦監督がのん主演で映画化したブラックコメディー。数々の文豪が愛した“山の上ホテル”を舞台に演技巧者が集い、文学好きの心をくすぐるネタ満載の闘いを繰り広げる。
■「懲役十八年」
8月30日(日)夜9:00-ほか
敗戦後の社会の混沌を背景に、戦争の影を背負うアウトローの闘いを描く任侠作。安藤昇の東映移籍後の第1作で、加藤泰監督のもと、部下想いの特攻崩れを渋く演じる。

