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【日本代表26選手のパフォーマンス査定】最高の“S評価”は4人。2G1Aのエースと好セーブ連発の守護神、そして…[W杯]
優勝を目標に掲げて北中米ワールドカップに挑んだ日本代表は、オランダに2-2、チュニジアに4-0、スウェーデンに1-1の1勝2分けでグループステージを2位で通過した。
ラウンド32で最多優勝を誇るブラジルと対戦。先制点を挙げて、リードして前半を終えるなど善戦したが、追いつかれて迎えた後半アディショナルタイムに逆転ゴールを献上し、1-2で敗れた。
本稿では、そんな日本代表戦士のメンバー26人のパフォーマンスを個別に評価。S・A・B・C・Dの5段階で査定した。
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【GK】
1鈴木彩艶[評価S]クリーンシートは1試合のみだったが、ビッグセーブを連発。スウェーデン戦の終盤に大ピンチを防ぎ、ブラジル戦ではヴィニシウスのシュートを間一髪で阻止するなど神がかっていた。
12大迫敬介[評価なし]出番はなかったが献身的に正GKの鈴木彩やチームを支えた。
23早川友基[評価なし]スウェーデン戦ではゴールを決めた前田大然に“膝スラ”で一番に駆け寄るなど、出場機会がなくてもチームを盛り上げた。
【DF】
2菅原由勢[評価C]右ウイングバックで全試合に出場。オランダ戦では流れを変える一端を担うも、先発したスウェーデン戦ではミスが少なくなく、不本意な結果となった。ブラジル戦では最後の失点シーンでマルチネッリに寄せきれず。
3谷口彰悟[評価A]重要なオランダ戦とブラジル戦でスターターを務め、スウェーデン戦では板倉に代わって39分から緊急出場。3バックの中央でディフェンス陣を巧みに統率し、的確なカバーリングで最後の防波堤として失点を食い止めた。
4板倉 滉[評価C]大会直前に離脱した遠藤航に代わって主将の重責を担う。ピッチ外での役割が増えたなかでも、先発した2戦目は相手CFに仕事をさせず。だが、3戦目でハムストリングに違和感を覚えて途中交代。これが最後の出場となった。
5長友佑都[評価D]スウェーデン戦でピッチに立ち、5大会連続出場の偉業を達成。出番は15分強だけだったが、練習でも試合中も一番に盛り上げ、ミーティングではこれまでの経験を伝え、時にチームを引き締めた。オフザピッチでの貢献度はS査定だ。
16渡辺 剛[評価C]スタメンだった第1節で、ファン・ダイクにしてやられ、失点に関与。その後はチュニジア戦で途中出場したのみで、先発が一度もなかった。大会前は主力DFとして期待されていただけにここまで出番が少ないのは意外だった。
20瀬古歩夢[評価C]スウェーデン戦のスタメン抜擢はやや意外だったが、右CBで粘り強い守備を披露。得意のフィードでも何度か効果的なボールを供給した。ただ、出番はこの1試合のみで、大会前に準備をしていたボランチ起用も結局なかった。
21伊藤洋輝[評価A]不動の左CBとして、フィールドプレーヤーでは唯一の全試合フル出場。オランダ戦ではサマービルに手を焼き、ブラジル戦ではマークをしていたカゼミーロに被弾したとはいえ、大会を通して堅実な守備を見せていた。
22冨安健洋[評価A]2年間も代表から遠ざかり、ほぼ“ぶっつけ本番”の状態で臨んだものの、さすがのクオリティを発揮。チュニジア戦では相手の10番メジブリを封じ込め、多彩なキックで攻撃の起点に。復活を鮮やかに印象付けた。
25鈴木淳之介[評価D]伊藤洋輝に代わって左CBを担う試合があるかと思われたが、まさかの先発なしに終わる。チュニジア戦とブラジル戦で左ウイングバックに投入されるも、後者では1対1で後手に回ってファウルで止めるシーンも。
【MF/FW】
6町野修斗[評価D]初戦の3日前に離脱した遠藤航に代わり、出番のなかった前回大会に続いて追加招集。だが、チュニジア戦の前に体調不良で別メニューとなったのは痛恨だった。ブラジル戦で4年越しの出場を果たすも、印象は残せなかった。
7田中 碧[評価A]先発フル出場したチュニジア戦とスウェーデン戦では特大のパフォーマンスを発揮。抜群の運動量で至るところに顔を出し、ピンチの芽を潰しまくった。途中出場したブラジル戦で失点に絡んでしまったが、責められない。
8久保建英[評価C]右シャドーに入ったオランダ戦ではプレスバックで貢献していたが、激しいタックルを受けて左膝を負傷。大会中の復帰を目指してリハビリに励んだが、復帰する前に終戦となった。
9後藤啓介[評価D]最年少選出の21歳はチュニジア戦の終盤出場のみに終わる。それでもベンチでは積極的に声を出し、ハーフタイムには率先して水を配るなどピッチ外でチームに貢献した。
10堂安 律[評価B]板倉欠場時は腕章を巻いてプレー。右ウイングバックで先発した3試合は粘り強い守備で相手の攻略を許さなかった。右シャドーで起用されたスウェーデン戦では必殺のパスでアシストを記録した。
11前田大然[評価A]サプライズだった初戦の他、3試合に先発。怪我人続出で手薄になったシャドーで起用され、穴を埋めた。スウェーデン戦では見事な裏抜けから2大会連続得点となる先制弾。ブラジル戦は驚異の活動力で攻守に奮闘した。
13中村敬斗[評価A]オランダ戦でチーム第1号ゴールを決めると、続く2試合目も持ち前の仕掛けから鎌田の先制弾をアシスト。磨いてきた打開力を見せつけた。守備でも献身的だったが、オランダ戦やブラジル戦の失点場面では課題も残す。
14伊東純也[評価A]オランダ戦では途中出場で攻撃を活性化させ、先発したチュニジア戦では、とりわけ後半は無双状態。巧みな抜け出しからW杯初ゴールを奪ってみせた。投入直後にタックルを受けたスウェーデン戦以外は安定して力を発揮した。
15鎌田大地[評価S]初戦で劇的な同点ゴールを挙げれば、唯一シャドーで起用された2戦目では貴重な先制点を奪った。全4試合に先発し、冷静なゲームメークで試合をコントロール。替えの利かない存在だった。
17鈴木唯人[評価D]5月上旬に負った右鎖骨骨折の怪我からなんとか間に合わせるも、出場はチュニジア戦の12分間のみ。交代直後に突破を試みたが、ファウルで阻止される。手薄になったシャドーで飛躍が期待されたが、声は掛からなかった。
18上田綺世[評価S]日本のエースが爆発したのがチュニジア戦だ。強烈なシュートでネットを揺らすと、対空時間の長いヘッドで自身2点目を奪取。見事なポストプレーで伊東のゴールもアシストした。続くスウェーデン戦でも得点に関与。
19小川航基[評価C]3試合に途中出場。自身のゴールにはならなかったものの、オランダ戦ではCKに打点の高いヘッドで合わせて鎌田のゴールを演出した。スウェーデン戦でもチャンスはあったが決め切れなかった。
24佐野海舟[評価S]オランダ戦ではやや大人しかったものの、続くチュニジア戦では十八番のボール奪取で相手を圧倒。最後まで動き回り、4点目をアシストした。ブラジル戦ではインターセプトから持ち上がる得意の形から圧巻の先制ゴールをマーク。
26塩貝健人[評価D]オランダ戦で84分に最後の交代カードとして投入された時には森保監督の期待の大きさを感じさせたが、それ以降まさかの出番なし。対戦前の発言でブラジル代表戦士から挑発されるなど、話題を集めたのはピッチ外だった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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