MLB各球団がシーズン折り返しとなる81試合を終えた現地7月1日、米スポーツ専門メディア『Fan Sided』は「全30チームのオフシーズン最大の補強を中間評価」と題した記事を配信。昨オフに各球団が加えた補強の“目玉”選手に評価を下した。
まず、カイル・シュワーバーと再契約したフィラデルフィア・フィリーズと並んで、最高評価の「A+」を受けたのは村上宗隆を獲得したシカゴ・ホワイトソックスだ。2年3400万ドル(約55億円)での日本人スラッガー獲得は当時サプライズと見られていたが、蓋を開けてみれば、57試合で20本塁打、OPS.938を記録する「本物のMVP候補」として活躍。「これは明らかにオフシーズン最大のスティールの一つだ」とホワイトソックスの慧眼に感服した。
もう1人名前が挙がった日本人選手は、今井達也(ヒューストン・アストロズ)だ。「ひどいスタートを切ったものの、最近はかなり調子が良く、最近の(チームの)好調に貢献しているのは励みになる」として、評価は「C」とまずまず。ただ、今井は先発した同日のミネソタ・ツインズ戦で1回1/3で5失点、被安打4、2奪三振、5与四球と散々なマウンドを経験しており、この試合の内容を含めれば評価は少し下がる可能性がある。
また、直近で評価を覆しつつある選手で言えば、ロサンゼルス・ドジャースのカイル・タッカーだ。4年2億4000万ドル(約387億円)の短期大型契約でスター軍団入りした5ツールプレイヤーについては「新たなスターを加わると思っていたが、実際には今シーズン6000万ドル(約97億円)を稼ぐ平凡な外野手がいるだけ」として『Fan Sided』は厳しめな「D」評価を下した。
しかし「いずれは復帰する可能性が高い」と同メディアが説明したように、現在タッカーは“覚醒”している。現地6月27日のサンディエゴ・パドレス戦以来、6試合連続出塁を続けている。特に7月1日のアスレティックスでは4打席すべて四球を見極め、2日のパドレス戦では4打数4安打1四球をマーク。これで9打席連続出塁となった。
このように調子の波があるため、あくまでも“中間評価”ではあるが、各チーム明暗が分かれる結果となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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