
「自分にとって最後になるかもしれない」エジプトの34歳サラー、初の16強進出で“涙”。メッシと対戦の可能性を訊かれ…【W杯】
背番号10を背負うキャプテンが涙を見せた。
エジプト代表は現地7月3日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド32で、オーストラリア代表と対戦。1-1で120分を終えた末、PK戦を4-2で制し、初のベスト16入りを果たした。
この試合、モハメド・サラーはフル出場。PK戦では3人目のキッカーを務めると、ゴール中央へ柔らかく浮かせる“パネンカ”で鮮やかに成功。大舞台で大胆な選択を見せ、チームに勢いをもたらした。
試合後のフラッシュインタビューでは、目に涙を浮かべながら歴史的勝利への思いを語った。
「これは歴史的。試合前に選手たちに『みんな、これは人生で経験できる最大の舞台だ。だから楽しもう。プレッシャーに飲まれて、この瞬間を楽しめなくなるな』と伝えた。なんとか勝てて良かったよ。PKを外してしまった相手は気の毒だった。でも、今日この歴史を刻めたことを嬉しく思う」
また、PK戦でパネンカを選択した理由については、こう明かした。
「わからない。もし誰かがやるとすれば、それは自分だと思った。ほかの選手より経験があるし、みんなに自信を与えたかった。でも、(蹴ろうと)決めたのは直前でした。これが自分にとって最後のワールドカップになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、やらなければならなかった」
さらに、インタビュアーから「おそらく、サラー対メッシの対戦になりそうだが?」とベスト16で実現の可能性があるリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表との対戦について問われると、サラーは冷静な姿勢を崩さなかった。
「アルゼンチンは次の試合がすぐにあるので、相手チームをリスペクトしなければならない。次に何が起こるか見ていこう」
エジプトに新たな歴史をもたらした34歳は、さらなる快進撃を目ざして次の戦いに臨む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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