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「アルゼンチンの楽勝とは程遠い内容」大健闘のカーボベルデを自国メディアが誇示。ブビスタ監督も自負「我々の気概とアイデンティティを示した」【W杯】

「アルゼンチンの楽勝とは程遠い内容」大健闘のカーボベルデを自国メディアが誇示。ブビスタ監督も自負「我々の気概とアイデンティティを示した」【W杯】


 北中米W杯で大会初出場のカーボベルデ。スペイン、ウルグアイ、サウジアラビアと同居したグループHで3戦3分け。勝点3で2位通過を果たし、ラウンド32で前回王者のアルゼンチンと相まみえた。

 29分にリオネル・メッシの鮮やかなフィニッシュで先制を許すと、59分にデロイ・ドゥアルテの相手の股を抜くシュートが決まり、試合を振り出しに戻した。1-1で迎えた延長戦で、92分にリサンドロ・マルティネスの強烈な一撃で被弾。103分にシドニー・ロペス・カブラルのゴラッソで再び、タイスコアとする。

 二度のビハインドを追いつく粘り強さを見せたが、103分、相手のセットプレーでクリスティアン・ロメロのヘディングシュートがオウンゴールを招き、2-3で敗れた。

「カーボベルデのワールドカップでの歴史的な快進撃は、アルゼンチンに2-3で敗れたことで幕を閉じた」

 カーボベルデの大手紙『Expresso das Ilhas』が敗退を伝える。「しかし、この小さな大西洋の国は、次のステージをかけて世界王者を相手に120分にも及ぶ激しい戦いを終え、胸を張って大会を後にする」。

 自分たちの力は、大舞台でも十分に通用した。

「優勝候補の一角を相手に、カーボベルデ代表は今大会屈指の名勝負を繰り広げ、その理由を改めて証明した。動揺することなく、組織的で勇敢に、そして決定的な局面で効果的なプレーを見せた。延長戦の最後の最後まで戦い抜いた。多くの人が予想していたような、アルゼンチンの楽勝とは程遠い内容だった」

 惜しくもラウンド16に進めなかったが、「この敗退は、これまでの道のりを消し去るものではない。むしろその逆だ」と訴える。「カーボベルデは今大会で最も注目を集めたチームの一つとして大会を終える。近年の同国サッカーの着実な成長が明らかになり、世界の強豪国と互角に戦えることが、国際サッカーのエリートの一員となることが、もはや夢物語ではないことも分かった」。
 
 同メディアによれば、ブビスタ監督は「チームを誇りに思うことが大切だ。私たちは国に名誉をもたらしたと思う」と自負する。

「セットプレーで試合を落としてしまったが、何よりも選手たちを誇りに思うべきだ。我が国はこのワールドカップに威厳をもたらし、我々の気概とアイデンティティを示した」

 MFのヤニック・セメドが「言葉では言い表わせない気持ちです。胸を張ってここを去ることができて嬉しい」と語るのは、全力を出し切って戦い抜いたからだろう。

 特大のインパクトを残したカーボベルデ。4年後のW杯でもさらなる躍進が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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