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「この一戦は落とし穴そのものだ」フランスは16強でパラグアイと対戦。自国メディアが警鐘「デシャンのチームに問題を引き起こす可能性がある」【W杯】

「この一戦は落とし穴そのものだ」フランスは16強でパラグアイと対戦。自国メディアが警鐘「デシャンのチームに問題を引き起こす可能性がある」【W杯】


 北中米ワールドカップで快進撃を続けるフランス代表だが、ラウンド16で対戦するパラグアイ代表は侮れない相手となりそうだ。

 この一戦を前に、フランスメディア『RMC SPORT』は「フランス対パラグアイ:W杯ベスト16の対戦相手を警戒すべきか?」と見出しを打ち、ディディエ・デシャン監督が率いるチームに警鐘を鳴らした。

「一般的にはあまり知られていないが、デシャンのチームに大きな問題を引き起こす可能性がある」とパラグアイを紹介。グループステージをアメリカ、オーストラリアに次ぐ3位で通過した南米の実力国は、決勝トーナメント1回戦でドイツをPK戦の末に破るという「記念碑的な偉業」を成し遂げた。

 パラグアイの強みは、4-4-2をベースとした「鉄壁のソリッドな守備」にある。中心となるのは、主将のグスタボ・ゴメスとホセ・カナレの経験豊富なCBコンビだ。本来はオマール・アルデレテがレギュラーだが、負傷でベンチに控える。代役のカナレはドイツ戦で傑出したパフォーマンスを見せ、勝利を決めるPKも沈めた。

 最後尾には守護神オルランド・ヒルが構える。初戦のアメリカ戦では低調だったが、ドイツ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を見せた。198センチの長身を誇り、ドイツ戦のPK戦では2本をストップしている。

 パラグアイの堅守を見据えて、同メディアは「フランスにとっての攻略の鍵はサイドにあるかもしれない」と展望する。左のフニオル・アロンソと右のファン・カセレスは絶対的な存在ではないからだ。

 しかし、パラグアイはチーム全体の連帯感でその脆さを補っており、「すべてのデュエルが真の戦い」となるため、フランスの攻撃陣は激しい当たりを覚悟する必要があるだろう。
 
 攻撃陣では、欧州のサッカーファンにも馴染みがある2人の選手が中心となる。ストラスブールで活躍するフリオ・エンシソと、かつてニューカッスルで6シーズン、プレーしたミゲル・アルミロンだ。中盤のアンドレス・クバスのサポートを受け、2人が決定的な仕事に絡む。

 さらに『RMC SPORT』は「試合会場となるフィラデルフィアの気候も、パラグアイに味方するかもしれない」と懸念する。

 米国立気象局は「極度の暑さ」に関する警報を発令しており、試合中は約37度の猛暑が続くと予測されている。パラグアイの登録メンバー26人中15人が南米でプレーしており、こうした気候には慣れている。

 フランスのデシャン監督もパラグアイを警戒している。記者会見では「彼らを見たが、偶然ではない」とコメント。「デュエルは激しく、タフで、良い選手もいる。偶然でベスト16に進出できるわけではない。ドイツ戦の大部分を見たとはいえ、時間をかけて観察するつもりだ」という。

 記事は最後に「デシャン監督と選手たちは覚悟している。マイケル・オリーセ、キリアン・エムバペ、ウスマンヌ・デンベレといった選手を擁していても、この一戦はまさに落とし穴そのものだ」と記す。一方で、「もし勝利すれば、フランスは楽観視してもいいだろう」とも。自国開催の1998年大会を振り返る。

「デシャン監督が前回、ワールドカップのベスト16でこのパラグアイを破ったのは、彼がまだ選手だった頃であり、その時はフランスが最終的に優勝カップを持ち帰ったのだ」

 28年ぶりの“再戦”はどんな結果となるか。試合は現地7月4日の17時にフィラデルフィア・スタジアムで行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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