ベスト16が出揃ったサッカーの北中米ワールドカップ(W杯)で、9か国が出場したアジアサッカー連盟(AFC)勢はすべて敗退した。
グループステージを、A組3位の韓国、B組4位のカタール、G組3位のイラン、H組4位のサウジアラビア、I組4位のイラク、J組4位のヨルダン、K組4位のウズベキスタンの7か国が突破ならず。D組2位のオーストラリアとF組2位の日本は、ラウンド・オブ32で敗れ去った。
厳しい戦いとなった大会結果に、ベトナムメディア『Lao Dong』が注目。「アジアのサッカーは抜本的な改革が必要だ」とし、オーストラリアはAFCに属しているもののアジアの国ではないという見解を示した。
そのうえで、「統計は本当に衝撃的だ。イラクは12失点で得点はわずか1。ウズベキスタンは11失点で得点は2。カタールは10失点で得点は2。ヨルダンは8失点で得点は3。サウジアラビアは5失点で得点は1。韓国は2得点・3失点。イランは3得点・3失点だ」と、苦戦ぶりを伝える。
そして「期待できたのは、3分け無敗で最も不運な形で得失点差により敗退したイランと、再び(決勝トーナメント初戦で)敗退のほろ苦さを味わい、悔しさを残した日本だけだった」と、大半の国が世界の強豪を相手に勝負ができなかったと断じた。
また同メディアは、これまでヨーロッパや南米ほどの強豪とは目されていなかったアフリカ勢の躍進に注目。「10チーム中9チームが決勝トーナメントに進出しており、その差は歴然としている」と主張した。
その違いについては「アフリカの成功は彼らの正しさを証明している。アフリカの選手たちはヨーロッパのリーグに散らばっている。一方、アジアのトップ選手たちは、ほとんどが国内リーグでプレーしている」と、原因を探った。
次回、2030年にスペイン、ポルトガル、モロッコを中心に開催されるW杯でも、AFC勢には“8.5”の出場枠が割り当てられている。
構成●THE DIGEST編集部
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