
パラグアイ対フランス戦が延期に!? 体感温度は過酷な46度に達する可能性「選手の命を危険にさらす」と英紙報道【W杯】
北中米ワールドカップで、現地7月3日に予定されているラウンド16のパラグアイ対フランスが、安全上の理由で中止になる可能性がある。
イギリスメディア『THE Sun』が「専門家が最大46度の酷暑は選手の命を危険にさらすと警告、ワールドカップの重要試合が中止の危機に直面」と題した記事を掲載。「土曜日にフィラデルフィアで行なわれるベスト16の試合では、気温が38度を超えると予想されている」と報じている。
「湿度もさらなる要因であり、屋外スタジアム周辺の体感温度は、報道によると過酷な46度に達する可能性がある。カリフォルニア大学ヒートラボ所長のバーラト・ヴェンカット氏はAP通信に対し、『特に暑い日に激しい運動をすると、熱中症や死に至る可能性がはるかに高くなる』と語った」
同メディアは「大きな安全上の懸念には、選手だけでなく、スタッフやサポーターも含まれる」と指摘。「フィラデルフィア・スタジアムには、ファンを暑さから守る空調設備がない」。
問題なく試合が行なわれたとして、「物議を醸している水分補給ブレイクは極めて重要となるだろう。FIFAは冷却エリアやその他の暑さ対策も提供していると理解されている」する一方で、「しかし、選手会であるFIFPROや専門家は、状況が危険になった場合は試合を延期すべきだと主張しており、これらの対策では十分ではない可能性がある」という。
「FIFAのガイドラインでは、気温が32度に達した場合、いかなる試合も延期できると定められており、フランス戦は不透明な状況となっている」
“暑さ”がやっかいな問題となっている。
「フランスの選手たちは、以前ニュージャージーで行なわれたスウェーデン戦で、気温が32度に達した際、ピッチのスプリンクラーを使って身体を冷やした。科学者たちもFIFAの暑さ対策ガイドラインを批判しており、一部はそれを『不十分』と評している。トーナメントは北米の夏の現実との戦いを続けている」
記事では「大会主催者の頭痛の種となっているのは、フランス対パラグアイ戦だけではない」と、その他のケースにも言及する。
「イングランドのベスト16、メキシコとの決戦も、日曜夜の試合を前に天候を巡る論争に巻き込まれている。メキシコの報道によると、メキシコシティの悪天候や嵐の可能性への懸念から、試合開始が6時間、早められる可能性があると報じられた」
このスケジュールの話は世界中に広まったが、その後FIFAは当初のキックオフ時間を維持したとのことだ。
いずれの試合も、トラブルなく行なわれるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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