『LEGACY RISE 2026』後楽園ホール(2026年7月5日)
○杉浦貴&OZAWAvsシェイン・ヘイスト&征矢学×
7・18大阪ビッグマッチのGHCヘビー級王座戦「(王者)シェインvsOZAWA(挑戦者)」、GHCタッグ王座戦「(王者)征矢&飯野vs北宮&杉浦(挑戦者)」に向けたダブル前哨戦でTEAM 2000Xサイドが無法先制。OZAWAは急浮上した「清宮海斗vs内藤哲也」の“次々期挑戦者決定戦"を完全否定し、怒りの清宮が飛び出してきてYoshiki Inamuraが仲裁するカオスな事態へと発展した。
重厚ラインナップとなった大阪ビッグマッチへ、この日の後楽園大会から前哨戦がスタート。セミファイナルではGHCヘビー&タッグ王座戦に向けたダブル前哨戦が行われ、シェイン&征矢の王者コンビとOZAWA&杉浦のT2000X挑戦者コンビに分かれて対峙した。
シェインとOZAWAは互いを強く意識。シェインはOZAWAばりにリングに寝転んでみせれば、OZAWAは額に噛みつくなど暴走する。正攻法でもタイトルマッチさながらの攻防を繰り広げて、両者ともに好調ぶりを見せつけた。
一方、杉浦と征矢も熱戦を展開。杉浦は「情熱!」の雄叫びをことごとく防ぐなどして主導権を握らせない。それでも征矢は感情を爆発させて奮闘。フロントネックロックに捕まっても絶叫とともに担ぎ上げてコーナーに叩きつける。しかし、その直後、OZAWAがレフェリーの注意を引きつけているスキに、セコンドのヨシ・タツがトンファーで征矢を一撃。すぐさま杉浦がフランケンシュタイナーで丸め込んでまんまと3カウントを強奪した。
前哨戦第1ラウンドはT2000Xサイドが先制。ところが試合後マイクを握ったOZAWAは、シェインの挑発をあしらうと「先ほどの内藤と清宮のマイク、聞いていたぞ」と切り出した。
ちょうど1試合前の第5試合では、大阪ビッグマッチで一騎打ちを行う清宮と内藤がマイクで丁々発止を展開。ともに“勝ってGHCヘビー挑戦"を視野に入れ、挑戦者決定戦とすることで“合意"していた。
OZAWAは「次の内藤vs清宮戦、勝ったほうがGHCヘビー級の挑戦者? いやいやいや、次のGHCヘビー級のチャンピオンはもうワタクシOZAWAと決定している。シェインもそう言っていた」と断じたうえで、「あんな俺に負けたザコどもが簡単に挑戦していいようなベルトではない」と完全否定。「だいたいさ、あの清宮、あの週プロの表紙、何なの? あんな顔面いっちゃってるヤツが簡単にヘビー級のベルトに挑戦できるわけないから。あんなヤツとやりたくないんだよ」と“方舟御三家特集"と銘打たれ、OZAWA、清宮、Yoshikiが大写しとなった週刊プロレスの表紙写真にも言及しながら清宮を拒絶した。
すると怒りの清宮がすっ飛んできて「どこの顔面が言ってるんだ!」と一触即発に。さらには、なぜかYoshikiも飛び出してきて慌てて二人を仲裁だ。そして狼藉をはたらくヨシ・タツにYoshikiがラリアット、清宮がシャイニングウィザードをぶち込む…というカオスな事態に発展した。
はからずも3人がリング上に揃った形となったが、OZAWAは「なんだこいつら…」と呆れ顔でつぶやいて、3人はほうぼうへと離散…。大阪ビッグマッチでは、OZAWAがシェイン、清宮が内藤、Yoshikiが藤田和之とそれぞれシングルマッチを行うが、こちらの“間接勝負"の行方にも注目だ。
【OZAWAの話】「次の大阪大会で私、OZAWAがチャンピオンになることは、もうすでに決定している。よって次のチャレンジャーは私が選ぶ。あんな内藤や清宮のような、俺に負けたザコが勝手に挑戦者を決めていいはずがない」
【シェインの話】「OZAWA、だいぶ調子に乗ってるみたいだな。お前がやらなくちゃいけないことは俺に集中することだろ。そんなことじゃ大阪で俺を倒すことはできないぞ。そして今週の週プロ、なんだあの3人の表紙。お前らは未来かもしれないけど、今このGHCヘビー級のベルトを持っているチャンピオンはこの俺、シェイン・ヘイストなんだぞ。お前らは未来なのかもしれない。だけどチャンピオンはこの俺、シェイン・ヘイストだ」
【征矢の話】「TEAM 2000X、やる前から想定はしてたけど、ホント何がやりてえんだぜ? 何がやりてえんだぜ! まともに試合するのが怖いからだだぜ? 俺たちが怖いんだぜ? 正面から体ぶつかるのが怖いのかだぜ? 北宮、杉浦。トロフィーを壊して、何がやりてえんだ? 何がやりてえんだぜ? お前らがどうこようが、俺たちは負けねえぜ。俺たちは! 俺たちの! 情熱を! リングにぶつけるだけだ!!」

