『LEGACY RISE 2026』後楽園ホール(2026年7月5日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○Eita vsHAYATA×
GHCジュニア王者のEitaがHAYATAとの技巧熱闘を制して初防衛に成功。7・18大阪ビッグマッチでBUSHIの挑戦を受けることが決定的となった。
地元でのデビュー15周年記念興行、6・20上松町大会で見事3度目のGHCジュニア戴冠を成し遂げたEitaは、初防衛戦の相手にライバルHAYATAを指名。両国メインなどで数多の熱闘をつむいできた巧者二人が、今回は初夏の聖地メインで相まみえた。
HAYATAはラフファイトで先に仕掛ける。Eitaペースで進んでいたものの、鉄柱に肩から叩きつけて場外戦に持ち込むと、パイプイスで背中を痛打。そこから左腕攻めに打って出た。多彩かつ執ような一点集中攻撃に何度もEitaは悲鳴を上げる。
Eitaも反撃を仕掛けるが単発に終わってしまい、403インパクトの餌食になると、またも左腕を攻められて苦もん。それでもトラウマで顔面をカチ上げてダガの必殺技・ディアブロウイングスで追い討ちすると、奥の手・サラマンダーの体勢に。しかし、これを読んだHAYATAは雪崩式403インパクトで決定機を掴むと、クロス式403インパクトも完璧に決まった。
Eitaはギリギリで肩を上げて粘りを発揮。ならばとHAYATAはヘデックで仕留めにかかるが、Eitaは間一髪で回転エビ固めで切り返す。そして、キックアウトしたHAYATAの動きを完璧に読んで、Imperial Unoをドンピシャリ。再度Imperial Unoを叩き込んでダメ押しし、3カウントを奪った。
沸騰の盛り上がりをみせた技巧戦を制して、Eitaが見事GHCジュニア初防衛に成功。再び手にしたベルトを掲げてアピールするその背後に、早速黒い影が忍び寄った。
カイ・フジムラだった。かつてEitaにGHCジュニア王座戦で敗れているカイは、迷いなく王者に襲いかかる。Eitaも慌てて切り抜けたものの、カイはマイクを握って「ねえ、ねえ、ねえ…次は俺と遊んでよ」とアブない目つきで“挑戦表明"した。
…が、その背後に今度はスーツ姿のマスクマンが忍び寄る。BUSHIだ。
ブラックミストを噴射してカイを排除したBUSHIは「カイ・フジムラ、それは俺からのデビュー7周年のプレゼントだよ。またお前とは改めて遊ぼう」と不敵に笑うと、Eitaに向き直して「…というわけで、チャンピオン、防衛おめでとう。俺はお前が勝つと思っていたよ。このプロレスリング・ノアのリングに上がる以上、ジュニアなら誰もが目指すであろうそのGHCジュニアシングルのベルト。俺も触れてみたくなったよ」と“割り込み"で挑戦表明した。
Eitaも「BUSHIさん、いずれあなたと戦うと僕は思ってましたよ。ぜひタイトルマッチやりましょうよ」と即諾。さらには「場所は! 7月18日、インテックス大阪でBUSHI、そこでタイトルマッチだ」と大阪ビッグマッチを舞台に指定した。
そのうえで「今の試合、見てもらった通り、ノアジュニアのレベル、高いですよ。ついてこれますか?」とBUSHIに念押し。最後は「俺が最高の景色見せてやるよ。俺を誰だと思ってんだ? ノアジュニアの顔だぞ!」と宣言しながら、輝きを増した青と金色のベルトを高々と掲げてみせた。実現すればBUSHIはGHCジュニア初挑戦。夏の大阪ビッグマッチに、またひとつ注目カードが追加されそうだ。
【Eitaの話】「とりあえずHAYATAに勝った。今までHAYATAとシングル4戦やって2勝2敗。今日、俺が先にいったぞ。HAYATA、お前と戦えたら、楽しいから、いつでも挑戦してこい。何度でもお前の挑戦受けてやるよ。あと最後、まずカイ・フジムラが名乗り出てきた。そして、その10秒後ぐらい、BUSHIが挑戦表明してきたな。俺はすごくうれしかったよ。このベルトに価値がついてきたってことだろ。このベルトが欲しくなってきたんだろ。いいじゃないか。脚立の試合、そっちでN-1の挑戦権か。予選会だよ、あれはN-1の。そっちを目指すより、やっぱりジュニアの選手だったら、BUSHIも言ってたな。このベルトを目指さないと意味がないんじゃないか? 次、7月18日、インテックス大阪。そこでBUSHI、お前と防衛戦だ。リング上でも言ったけど、今のノアジュニア、ハッキリ言ってレベル高いよ。その輪にBUSHI、入ってこれるか? 毒霧だけじゃこのベルトは獲れないぞ。おい、いいか。俺はな、このベルトを獲った時から目標があるんだ。前回のチャンピオンの時も言ってたな。このベルトを11回防衛することだ。11回、要は最多防衛記録だ。それを目標に俺はこのベルトを守り続けるからな。まずは1回だ。あと10回防衛してみせる。俺はノアジュニアの顔だぞ」

