
「メキシコ側に有利に働く」完全アウェーで戦うイングランド、英メディアは環境面での不公平さを問題視。元プレミア戦士は苦言「間違いなく茶番だ」【W杯】
トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド代表は現地7月5日、北中米ワールドカップのラウンド16でメキシコ代表と対戦する。舞台はメキシコのエスタディオ・アステカ。8強入りを懸けた重要なゲームだ。
この試合を前に、英メディア『TalkSPORT』は、「イングランドはW杯を“茶番”にしてしまうほどの、『恥ずべきで受け入れがたい不公平な条件』の犠牲になっている」と見出しを打ち、エスタディオ・アステカでの一戦がもたらす環境面での不公平さを指摘した。
同メディアは、メキシコ代表がエスタディオ・アステカで好成績を残していることに注目。「公式戦では89試合でわずか2敗、今大会でも3戦全勝・無失点と強さを見せている」と説明した上で、次のように伝えた。
「エスタディオ・アステカを語るうえで避けられないのは、標高2,200メートルに位置しているという事実だ。これは当然、メキシコ側に有利に働く。同国の選手たちは高地での環境に順応している。
一方で、イングランド代表はここまでの試合をすべてアメリカで行ない、トレーニング拠点もカンザス・シティに置いている。スリー・ライオンズは3日にメキシコに到着し、高地への適応にわずか3日間しか与えられていない。(トーマス・)トゥヘル監督はすでに、選手たちが試合前までに高地に慣れるのは不可能だと認めており、この問題を克服するための現実的な手段はないと語っている」
こうした状況に、トッテナムOBのイングランド人、ジェイミー・オハラは「アステカで試合をやるのは本当に理解ができない。メキシコに行かなければならないチームが完全に不利だ」と不満を示している。
「メキシコのホームだからというのは分かるが、とにかくフェアではない。彼らの成績がいいのはチームとして優れているというより、環境的なアドバンテージがあるからだ。言い訳はしたくないし、当日もするつもりはないけど、これは間違いなく茶番だ」
イングランドはこの不利な条件のなかで勝利を掴めるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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