現地7月4日、サッカーのフランス代表は北中米ワールドカップ(W杯)ラウンド・オブ16でパラグアイ代表を1-0で下し、3大会連続で準々決勝に進出した。
今大会4戦全勝で合計で13得点(2失点)を挙げてきたフランスは、堅い守備が持ち味のパラグアイを相手に押し込んだ展開で優位に立ったものの、前半をスコアレスで終える。後半もパラグアイの粘りに手こずったが、70分のFWキリアン・エムバペのPK弾でついにゴールをこじ開け、勝負を決めた。
4戦連続で3点以上を挙げてきたラウンド・オブ32までとは対照的な戦いぶりを、母国メディア『ラデペシュ』が取り上げ、主審のレフェリングに対して疑問を呈した。
同メディアは、まずパラグアイの守備的な戦術が効果を発揮したと認めながらも、「パラグアイのプレーはラフだったか? それは控えめな表現だろう」と振り返る。
そして「攻撃的な意欲を欠いたパラグアイの選手たちは、数々の非スポーツマンシップ行為に走り、時には限界を超えようとした。特にエムバペが標的にされ、39分に(MFマティアス・)ガラルサから肘打ちを受け、小競り合いに発展した。パラグアイは試合の流れを乱し、フランス選手を動揺させるためにあらゆる手段を講じた」と、相手チームの荒いプレーぶりを指摘した。
そして「W杯開幕以来そうだったように、主審の判定は非常に甘かった。ウズベキスタン人主審が、パラグアイの選手に最初にファウルをとったのは30分だった。プレーの近くで、パラグアイ選手の明らかなファウルでさえ、ほとんど笛を吹かなかった」とジャッジへ不満を表す。
さらに「判定は非常に残念なものだった。(DFダヨ・)ウパメカノの腹部への肘打ちや、PKの前に相手選手がペナルティスポットを荒そうとした行為など、パラグアイの選手は数々のファウルや不正行為を犯したが、主審は(パラグアイの選手には)カードを1枚も出さなかった。彼はVARによるレビューまでフランスに与えられた極めて明白なPKを確定しなかった」と、批判を続けた。
試合内容からいえばフランスが順当にベスト8に勝ち進んだものの、判定に対しては納得できていないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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