
俳優の山崎賢人と橋本環奈が、7月5日に都内で開催された最新作公開記念「キングダム」シネマコンサート サプライズトークイベントに、メガホンをとる佐藤信介監督、音楽を担当するやまだ豊氏と共に登場。ゲストの登壇を知らされていなかった約5000人の観客を前に、サプライズでトークショーを行った。
■山崎らのサプライズ登場に会場どよめき
原泰久氏の人気コミックを映画化した「キングダム」は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)の活躍を壮大なスケールで描く。
「キングダム」シネマコンサートは、大スクリーンで上映される本編に合わせて、舞台上のフルオーケストラがシンクロして音楽を生演奏する企画。優秀音楽賞を含む日本アカデミー賞優秀賞9部門を受賞した「キングダム」第1作(2019年)を、東京フィルハーモニー交響楽団による壮大な生演奏と迫力の本編で一緒に堪能できる。
今回のトークイベントは、7月17日(金)に公開されるシリーズ最新作映画「キングダム 魂の決戦」の公開を記念して、シネマコンサートの観客に完全サプライズで行われた。
MCの「本日は映画にゆかりのある方々が駆けつけてくださいました」というアナウンスで会場がざわざわし始め、山崎らがステージに姿を現すと約5000人の観客からどよめきと歓声が起こり、万雷の拍手とともに4人が迎えられた。
第1弾の映画公開から7年がたち、シネマコンサートとして上映されるということに、山崎は「全てはこの1作目から始まったので、かなり思い入れがありますね」としみじみと話し、当時の心境を「日本映画界に今まで見たことのないようなとてつもない作品を作るぞ!という気合、熱が100%以上でやっていました。中国ロケもあって、実際に城を目の前にしたときとか、『デッカ!』ってなりましたよね」と、熱量もスケールも大きい現場だったことを述懐。
同じく1作目から出演している河了貂役の橋本も「確かに中国だと城が実際の大きさで建っていて、なかなか日本ではこの規模でセットを作れないなという印象でした」と同調し、「もちろんCGも使っていたんですけど、中国まで行って撮ったかいがあったよね。日本でもいろんな所で撮影しました」と思い出深い様子で、振り返った。
また、1作目からメガホンをとる佐藤監督は、当時の山崎や橋本らキャスト陣の様子を「真面目な話をやっているんですけど皆さんは和気あいあいというか。キャッキャって感じで、学生か!という感じで…」と語ると、うなずきながら橋本は「主に信とえい政です。学生というか中学生男子2人みたいな」と、山崎&吉沢の仲良しコンビを評した。
それを受けて、山崎は「中学生男子でしたね~。今もだし」と認めつつ、「えい政/漂を演じた吉沢亮さんはすごく仲良くて、そのふざけたりする空気感が…(笑)。メリハリはありながらやっていたんですけど、信と漂が2人で天下の大将軍を目指した仲のいい役だったんで、お亮と一緒に楽しく熱く撮影できてうれしかったですね。『キングダム』までにも何作か共演していたんですけど、がっつり2人でいろいろ話したのは1作目が初めてだったので、思い出がありますね」と、吉沢との新たなる歴史が始まった“原点”を回顧した。
■橋本は山崎の姉?「一番年下なんですけど…」
そんな中、吉沢が山崎・橋本との「キングダム」シリーズでの撮影は「実家に帰ってきた感がある」と表現していたという話題から、MCが「実家ということですと、橋本さんはご家族で言ったらどの辺りに当てはまるんですか?」と投げ掛ける。
これに、山崎は「お母さん、または姉貴かな」と話すと、橋本は「姉貴かな。私が一番年下なんですけど、たぶん姉貴だと思います。妹感はないよね」と分析。反対に山崎の立ち位置については、山崎が「甥かな。息子でもなく、甥っ子くらいな感じ?」と流れ的に息子か弟かの2択と思いきや、ちょっと離れた親戚ポジションを挙げ、橋本は「確かに親戚一同が集まったら甥ぐらいの感じかな」と納得。
その後も「いや、息子?弟?」「分かんない。何これ(笑)」と顔を見合わせながら正解を探しつつ、山崎は「会うと安心しますね。環奈ちゃん、頼もしいんで。今回軍師になっていますけど、そのぐらい普段から頼もしいんで、リアルですよね」と、飛信隊の軍師として信と共に戦場に赴く河了貂役の橋本への全幅の信頼を伝えた。
そして、あらためて7月17日(金)公開のシリーズ第5弾の見どころを、山崎は「最初から最後まで見てほしいんですけど」とした上で、「『魂の決戦』とある通り、今までのキングダムの雰囲気ともまたちょっと違った、魂のぶつかり合いの描き方があって、そこは今までとはちょっと違う心の感じ方ができると思うので、そこも見てほしいなと思っております」とアピールした。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記

