
「事実なら狂気の沙汰だ」トランプ大統領、米エースの出場停止猶予をFIFA会長に要請? クロップ呆然「何も知らない2人はサッカーに関わるな」【W杯】
“特別措置”が世界中で注目を集めている。
国際サッカー連盟(FIFA)は現地7月5日、開催国アメリカ代表のフォラリン・バロガンに科されていた自動出場停止処分について、執行を1年間猶予すると発表。これにより、6日に行なわれる北中米W杯のラウンド16、ベルギー戦への出場が可能となった。
モナコに所属する25歳のエースストライカーは、直近のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(2-0)で45分に先制点を挙げるも、64分に一発退場。競り合いで着地した際に、タリク・ムハレモビッチの右足首を踏みつける形となり、オンフィールドレビューを経て、レッドカードを提示された。
一体なぜ出場停止の執行が猶予されるのか。複数の米メディアは、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長にバロガンの出場停止処分を見直すように直接働きかけたと伝えている。
実際、トランプ大統領は、自身のSNSで「正しい判断を下し、大きな不公平を覆してくれたFIFAに感謝する」とメッセージを発信している。
異例の裁定が議論を呼ぶなか、ユルゲン・クロップ氏も異議を唱えた。ドイツ紙『Bild』によれば、元リバプール指揮官で、母国ドイツの代表監督への就任が有力な59歳は、こう言い放った。
「もし本当にトランプとインファンティーノが互いに取り決めをしたというのなら、それは狂気の沙汰だ。はっきり言っておくが、これは我々の試合であって、彼らのものではない!サッカーについて何も知らないこの2人は、サッカーに関与すべきではない」
また、イングランド代表の元主将ウェイン・ルーニー氏も「全くの恥だ。インファンティーノは恥じるべきだ。スポーツの精神そのものを疑わせるものだ」と訴えた。
各国のレジェンドが次々に疑問を呈している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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