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『母乳の代わりにココナッツ』『傲慢で、醜い』エムバペが標的に。仏メディアがパラグアイ政治家の人種差別的な侮辱を非難「不快な発言だ」【W杯】

『母乳の代わりにココナッツ』『傲慢で、醜い』エムバペが標的に。仏メディアがパラグアイ政治家の人種差別的な侮辱を非難「不快な発言だ」【W杯】


 常軌を逸した人種差別的な発言が、大きな波紋を広げている。

 現地7月4日に行なわれた北中米W杯のラウンド16、フランス対パラグアイの一戦。フランスが1-0で勝利を収めた試合後に、パラグアイのある上院議員が、決勝点となるPKを決めたフランス代表のキャプテン、キリアン・エムバペに対しておぞましい言葉を投げかけたという。

 この一件を詳報しているのが、フランスメディア『RMC SPORT』だ。同メディアは、パラグアイの女性議員がエムバペを標的に、人種差別的な侮辱を繰り返したと報じている。

 発端は、試合終了のホイッスルが鳴った後、エムバペがパラグアイのGKオルランド・ヒルと握手をしなかったとされる場面だった。これに激怒した同議員は、自身のSNSで次のように綴った。

「この野蛮人は文字の書き方も知らない。母乳の代わりにココナッツを吸っていた。彼が聞いたことのある最も教養ある生き物はチンパンジーだっただろう。オルランド・ヒル、彼に中指を立てるべきだった。私は上院でそれをやっても何も起こらない!」
 
 パラグアイのメディア『Ultima Hora』は、試合を通して「横柄で気取った態度」だったとエムバペを批判していたが、この議員の非難は人種差別の領域にまで踏み込んだ。彼女はさらに別の投稿で、パラグアイの選手たちがエムバペを殴らなかったことさえ非難した。

「フランス人のふりをした、植民地化されたカメルーン人。恨みを持ち、成り金で、傲慢で、醜い。彼も彼のチームも試合中ずっと神経質で死ぬほど怖がっていた。彼らは1ゴールも決められず、幸運な一撃で勝っただけだ...。我々の多くがアルビロハ(パラグアイ代表の愛称)に唯一不満なのは、試合の終わりに彼を平手打ちしなかったことだ。それでも私はサッカーファンではない」

 この試合前には、パラグアイの伝説的GKであるホセ・ルイス・チラベルト氏も、フランス代表を「アフリカ選抜」と揶揄する人種差別的な発言をしていた。『RMC SPORT』は、今回の議員の発言が「すでに荒れていたこの一戦の後、パラグアイのイメージをさらに傷つける、不快な発言だ」と断じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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