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シフィオンテクの敗因を伝説的巨星ナブラチロワが分析「精神状態が良くなかった」。フォアのミス増加にも言及<SMASH>

シフィオンテクの敗因を伝説的巨星ナブラチロワが分析「精神状態が良くなかった」。フォアのミス増加にも言及<SMASH>

女子テニス元世界ランキング1位で四大大会シングルス18勝を誇る伝説的巨星、マルチナ・ナブラチロワ(チェコ・アメリカ/69歳)が、米テニス専門チャンネル『Tennis Channel』に出演。開催中の四大大会「ウインブルドン」の3回戦で姿を消した元女王イガ・シフィオンテク(ポーランド/現3位)の敗因について、「メンタル面に問題があった」との見解を示した。

 今大会にディフェンディングチャンピオンとして参戦した24歳のシフィオンテクは、1回戦で元46位のテイラー・タウンゼント(アメリカ/現79位)、2回戦で元1位のカロリーナ・プリスコワ(チェコ/同73位)に勝利。しかし現地4日に行なわれた3回戦では、第29シードの21歳アレクサンダー・イーラ(フィリピン/同32位)に6-7(9)、2-6のストレートで敗れ、タイトル防衛はならなかった。

 昨季はウインブルドンを含む3タイトルを獲得したシフィオンテクだが、今季はツアー優勝どころか決勝進出すらなく、ここまでは苦戦が続いている。今大会終了後に更新予定の世界ランキングでもトップ10は維持できる見込みだが、年間成績で争う最終戦レースランキングは現時点で出場圏外の11位(上位8名までが出場権を獲得)に位置しており、本来の実力を考えれば物足りない成績に映る。

 番組でナブラチロワ氏は、四大大会6勝の元女王を終始苦しめたイーラの戦術を高く評価。一方のシフィオンテクについては、メンタル面の不安定さが敗戦につながったとの見方を示した。
 「イーラの勝因は、サービスをうまく打ち分けたことだったと思う。ボディを狙うサービスを多用し、イガは質の高いサービスに対して、どうリターンすればいいのか最後まで答えを見出せなかった印象だった。それにイーラはディフェンスも非常に良かったと思う。反対にイガは精神状態が良くなかった。感情の浮き沈みが非常に激しく、最後まで自分をコントロールできていなかった」

 イーラ戦でのシフィオンテクは32本のウイナーを奪った一方、アンフォーストエラー(自滅的ミス)はそれを上回る44本を記録。そのおよそ半数はフォアハンドによるものだった。これについて共演者のジム・クーリエ氏(男子元1位/55歳)が「彼女のフォアハンドは一体どうしたのか?」と口にすると、ナブラチロワ氏は次のように分析した。

「イガは以前、緊張するとオーバーヒット(打ち過ぎ)や打ち損じでミスをしていたように感じる。でも今はスイングを緩めてしまっている。彼女のグリップでスイングを緩めてしまうと、ショットは不安定になりやすい。それがミスの原因になっているのだと思う」

 今年5月には元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン/2024年引退)の元コーチである名将フランシスコ・ロイグ氏(スペイン/58歳)を招聘したシフィオンテクだが、新タッグの成果はまだ十分に表れていない。次の北米ハードコートシリーズで本来の輝きを取り戻せるか注目される。

文●中村光佑

【動画】シフィオンテクVSイーラの「ウインブルドン」3回戦ハイライト!

【画像】シフィオンテクをはじめ、ウインブルドン2026を戦う女子トップ選手たちの厳選フォト!

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配信元: THE DIGEST

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