革靴で外回りをする営業マン、立ち仕事で作業靴を履く現場作業員、雨の日は長靴という人もいるだろう。朝は普通に歩けていたのに、夕方になると足の裏がじんわり熱を持ち、かかとがズキッとする。靴を脱いだ瞬間、思わず「はぁ」と声が出る。そんな一日を繰り返している男性は少なくないはずだ。
靴そのものを買い替える前に、まず試してみたいのが中敷きだ。ここで取り上げたいのが、ワークマンの「リゲッタミミタブインソール」980円(税込)。男女兼用でオールシーズン使え、サイズはS(22.0〜23.5cm)、M(24.0〜25.5cm)、L(26.0〜28.0cm)の3展開。素材はEVAとポリエステルだ。店舗ごとの在庫確認にも対応しており、見つけたらすぐに試せる。
独自形状のアーチサポートが土踏まずを支え、足裏に集中する負荷を分散させる。部分的にへたりにくいOrthoLite(オーソライト)を採用し、かかとを包み込む形状で着地の衝撃を受け止める。「やわらかすぎず、硬すぎない、底つき感のないムッチリとした素材」と公式な説明がある。
実際に硬すぎない踏み心地や、かかとのホールド感を評価する声は多い。ハサミでつま先をカットして自分の靴に合わせられる上、丸洗いが可能。抗菌防臭機能がついているので、夏場のニオイが気になる人にもいいだろう。
このミミタブインソールを手がけるのはリゲッタ。大阪市生野区発のコンフォートシューズブランドで、「下駄をもう一度」という意味を込めたブランド名の通り、2005年の誕生から下駄を現代人の足に合わせて人間工学的に再設計してきた。
会社の前身は1968年創業の「タカモトゴム工業所」で、2019年にリゲッタへ社名を変更。以降、シューズやサンダルの企画・製造・販売を手がける老舗だ。
580円「高反発爽快インソール」は主に蒸れ対策で
そのリゲッタ公式ショップの定番「ルーペインソール」は、ハーフサイズで1650円、フルサイズなら1848円する。それを思えば、ワークマンの980円は破格だ。アーチサポートやOrthoLiteといった本家の設計思想を、まず手頃な価格で試せる入り口と考えれば納得がいく。
ワークマンには580円の「高反発爽快インソール」のように、涼しさや反発力を売りにした中敷きもあるが、あちらは主に蒸れ対策の商品だ。足裏の疲れそのものを軽くしたいなら、アーチを支えるこの商品の方が向いている。
靴を選ばず入れられるのも、このインソールの強みだ。靴はまだ普通に使えるのに、長く履いていると足がつらくなる。そんな「買い替えるほどではないが、なんとかしたい」という男性にはちょうどいい。新しい靴を買う前に、まず中敷き。980円なら、試してみて損はない。
(ケン高田)

