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「日本のスタメンは競争力があった。だが…」まさかの“2-9”。なぜアジア勢は苦戦しアフリカ勢は躍進したのか。元日本代表監督が指摘「アフリカ勢との最大の違いだ」【W杯】

「日本のスタメンは競争力があった。だが…」まさかの“2-9”。なぜアジア勢は苦戦しアフリカ勢は躍進したのか。元日本代表監督が指摘「アフリカ勢との最大の違いだ」【W杯】


 北中米ワールドカップは頂点を目指す戦いが佳境に入りつつある。

 躍進を遂げたのがアフリカ勢だ。10チーム中9チームが決勝トーナメントに進出した。一方、アジア勢は9チーム中7チームが敗退。決勝トーナメントに進んだ日本とオーストラリアも、ラウンド32で姿を消した。

 かつて日本やカタールの代表チームを指揮したフィリップ・トルシエ氏は、アフリカとアジアの差は「個のクオリティ」と「選手層」にあるとの見解を示している。

 2002年の日韓大会で日本をベスト16に導いたトルシエ氏は、『ロイター通信』で「大会を通じてアジア勢はよく組織され、規律があり、戦術的に堅実だった」と述べた。

「しかし、彼らは試合の流れを変えるために必要な個のクオリティを欠くことがしばしばだった。ワールドカップでは組織力が重要となる。だが、最も高いレベルでは、一瞬で特別な何かをつくり出すことができる選手たちも必要だ」
 
 同氏は「こういう大会は、スタメンの11人同様にサブの選手たちのクオリティで決まることもしばしばだ」と続けている。

「日本のスタメンは競争力があった。だが、ケガにより、最も必要だった局面で攻撃の選択肢が限られていた」

「私の見解では、そこが多くのアフリカ勢との最大の違いだ。彼らは層が厚い。より多くの選手がヨーロッパのトップリーグで競っており、最高レベルで戦う経験を積んでいる。ワールドカップでは、その経験がしばしば違いとなるんだ」

 日本は組織力の高さを絶賛されたが、後半に戦術を変えてきたブラジルに屈することとなった。課題のひとつに、個の力の差や、流れを変えるベンチ要員の質の高さをあげる声も少なくない。

 トルシエ氏の指摘に、アジア勢は何を思うか。次回大会で、雪辱を果たすことはできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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