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またも四大大会4強ならず傷心のデミノー。「自分自身を疑い始めている」と精神面の苦悩を吐露<SMASH>

またも四大大会4強ならず傷心のデミノー。「自分自身を疑い始めている」と精神面の苦悩を吐露<SMASH>

開催中のテニス四大大会「ウインブルドン」の男子シングルスで2度目のベスト8進出を逃した世界ランキング6位のアレックス・デミノー(オーストラリア)が、4回戦敗退後の記者会見で自身が抱える精神面の苦悩を率直に吐露した。

 今大会に第5シードで出場した27歳のデミノーは、3回戦まで失セット1の安定した戦いを披露。しかし現地7月6日の4回戦では先の「全仏オープン」(クレー)で初の四大大会シングルス決勝進出を果たした第9シードの24歳フラビオ・コボッリ(イタリア/現10位)に5-7、6-7(4)、3-6と2時間34分でストレート負けを喫した。

 会見で27歳は開口一番、「正直に言うと、今は心の底から打ちのめされている」と沈痛な面持ちでコメント。「今日はメンタル面で十分な状態ではなかったことが全て」と試合を振り返り、「今日のような大一番に向けて、本当に多くの時間と何年もの歳月を費やしてきた。それなのに期待に応えられず、本当に胸が張り裂ける思いだ」と続けた。

 現在自己最高タイの世界ランキング6位に位置し、昨年7月からトップ10を維持しているデミノーだが、四大大会では過去に7回準々決勝に進みながら、ベスト4進出が一度もなく、今大会もそこまで到達できなかった。最高峰の舞台でランキングに見合う結果が出せない状況が続く中、自信が揺らいでいる現状を打ち明けた。

「こういう敗戦が積み重なっていくことを受け入れるのは簡単ではない。キャリアには『今こそ次のステップへ進める』と感じる時期というものがあるが、何度もそれに届かずに終わると、自分自身を疑い始め、本当に次のレベルへ到達できるのかと考えてしまう」
 「成績自体は決して悪いわけではないから、自分に厳しすぎる部分もあるかもしれない。それでももっと上を目指したいのに、それ以上へ行けない。そんな葛藤と毎日向き合っている。今回の敗戦もその1つだ」

 その後、「今日の敗戦から立ち直れるか?」との問いには「わからない」と率直に回答。「しばらくは大会に出ない」とまで口にし、「数年前の自分の方が夢に近づいていた気がする。今は夢や目標、信念が少しずつ遠ざかっているように感じる。ただただ、自分に希望を与えてくれる何かが起きてほしい。希望を持てなければ、このスポーツは本当に過酷だ」と胸中を明かした。

 それでも現時点では競技生活を諦める考えはない。「『もう十分だ、ラケットを置く』とは言わない。今は地獄のようにつらいが、また立ち上がるつもりだ。僕は根っからの競争者だから、自分にもう一度チャンスを与えたい」

 最後にデミノーは、自身の課題は精神面にあると改めて分析。「大会前の練習では手応えがあった。でも試合になると、まるで全ての重圧を1人で背負っているような感覚に陥ってしまう。その重圧をコントロールできなければ、同じ結果を何度も繰り返すことになり、目標や夢を実現することはできない」と危機感をにじませた。

文●中村光佑

【動画】デミノーがコボッリに敗れたウインブルドン4回戦ハイライト

【画像】デミノー、コボッリをはじめ、ウインブルドン2026を戦う男子トップ選手たちの厳選フォト!

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配信元: THE DIGEST

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