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「相手がアルゼンチンでなければ得点は認められていた」エジプトMFのゴール取り消し。元イングランド代表コンビが判定に苦言「今やVARは本来の用途を大きく超えている」【W杯】

「相手がアルゼンチンでなければ得点は認められていた」エジプトMFのゴール取り消し。元イングランド代表コンビが判定に苦言「今やVARは本来の用途を大きく超えている」【W杯】


 勝敗を左右したとも言える判定に、元イングランド代表戦士が苦言を呈した。

 現地7月7日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、エジプト代表が前回王者のアルゼンチン代表と対戦した。

 15分にDFヤセル・イブラヒムの得点で先制したエジプトは、58分にMFモスタファ・ジーコのゴールがVARの介入によって取り消されるも、67分にジーコが再びネットを揺らしてリードを2点に広げる。しかし、79分と83分に立て続けに失点すると、90+2分には勝ち越し弾を浴び、2-3の逆転負けを喫した。

 試合後、英紙『Daily Star』は「『本当にファウルだったのか?』エジプト対アルゼンチン戦で得点を取り消したVAR判定に専門家から批判」と題した記事を掲載。「試合終了後、最大の論点となったのは、エジプトが追加点を奪うはずだった場面でVARによって得点が取り消されたことだ。このジャッジがなければ、試合の結末は変わっていたかもしれない」と伝えた。

 そう指摘した場面では、FWモハメド・サラーの絶妙なスルーパスに反応したジーコが、飛び出してきた相手GKエミリアーノ・マルティネスの頭上を越すループシュートを流し込む。しかし、主審のフランソワ・ルテキシエはVARからの助言を受けてオンフィールドレビューを実施。ゴールに至る前にファウルがあったとして得点を取り消した。
 
 リプレイでは、エジプトがカウンターアタックを仕掛ける前にボールを奪った際、MFマルワン・アティアが自陣のペナルティエリア付近で相手DFリサンドロ・マルティネスの足を踏むような格好となり、ユニホームを引っ張っているようにも見えた。

 同紙によれば、FOXスポーツでアナリストを務める元イングランド代表GKロブ・グリーンは、次のように見解を示した。

「約90メートルも離れた場所で誰かが相手のつま先を踏んだことを取り締まるためにVARが導入されたわけではない。今やVARは本来の用途を大きく超えている」

 さらに、同じく元イングランド代表のDFジェイミー・キャラガーも判定を問題視したている。

「断言するけど、相手がアルゼンチンでなければ得点は認められていたはずだ。もし今回がプレミアリーグやラ・リーガ、セリエAであれば、オンフィールドレビューの後にゴールになっていただろう。今大会は一貫性を欠く判定が多すぎる」

 一連の騒動は波紋を広げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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