
「SNS上では『買収された審判』がトレンド入り」エジプトに不利なジャッジ連発? 母国メディアが報道「歴史的な大金星を挙げるチャンスを奪われた」【W杯】
現地7月7日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、エジプト代表が前回王者のアルゼンチン代表と対戦。2-3の逆転負けを喫した。
エジプトは15分にヤセル・イブラヒムの得点で先制。58分にモスタファ・ジーコがネットを揺らすも、直前にファウルがあったとして得点は無効に。それでも67分にジーコが追加点を奪う。しかし、79分と83分に失点して同点に追いつかれ、90+2分に勝ち越し弾を浴びた。
この一戦では試合後、勝敗を左右したとも指摘されるいくつかのプレーを巡り、判定への疑問の声が上がった。
エジプトメディア『youm7』は、「2026年W杯のラウンド16で行なわれたエジプト対アルゼンチンの一戦は、物議を醸すゲームとなった」と報道。「フランス人主審のフランソワ・ルテキシエによる判定が大きな注目を集め、その影響はピッチ内にとどまらず、国内外に広がっている」という。
「試合では複数のジャッジを巡って抗議が起こった。とりわけ、モスタファ・ジーコのゴールがVARの介入によって取り消された場面が大きな論争となった。加えて、エジプト側は二度のPKが与えられるべきだったと主張したほか、アルゼンチンの決勝点にも疑問の声が上がっている」
90+2分、カットインを試みたモハメド・サラーがペナルティエリア内で倒されるも、主審の笛は鳴らない。その他にも、アルゼンチンに有利に働くジャッジがあったとエジプト側は感じているようだ。
同メディアは、「エジプト国内では大きな怒りが広がり、SNS上では『買収された審判』がトレンド入り。多くのファンが、判定によって前回王者を相手に歴史的な大金星を挙げるチャンスを奪われたと主張している」と伝える。「判定基準の見直しやVAR運用の透明性向上を求め、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長の辞任を要求するオンライン署名活動も実施されている。しかし、これらの運動に対してFIFAは公式な見解を示していない」と続けた。
ジャッジへの異議は国外からも聞こえてくる。
「メキシコ人の元国際審判員、エルカンタンテ・ゲレーロ氏は、モスタファ・ジーコの得点を取り消した判定はVARの運用基準に沿ったものではないと指摘。『ゴールに至るまで、アルゼンチンにはボールを奪い返す機会が複数回あったため、ルール上、VARが介入することは認められない』との見解を示した。
また、元審判員のスペイン人、エドゥアルド・イトゥラルデ氏も、判定に異議を唱えた。『主審が取り消しの対象としたファウルは極めて軽微なものであり、VARレビューを実施するほどではなかった』と述べた」
波紋は広がり続けているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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