ボストン・セルティックスが生え抜きスターのジェイレン・ブラウンをフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出した電撃トレードは、多くのバスケットボールファンに衝撃を与えた。そして、セルティックスのチームメイトも同様に、言葉に言い表わせないほどのショックを受けたようだ。
現地時間7月7日(日本時間8日)、自身が共著で手掛けた絵本のプロモーションイベントに出席したジェイソン・テイタムは、相棒ブラウンの突然の放出について、複雑な胸の内を明かした。
「正直、変な感じだね。本当に奇妙な気分だよ。9年間も一緒にプレーしてきた。彼とともに2度ファイナルに進出し、チャンピオンシップを勝ち取り、互いに切磋琢磨しながら今日の自分たちになれたことは、本当に幸運だったよ」
ブラウンは2016年のドラフト3位で、テイタムは翌2017年のドラフトで同じく3位指名を受けセルティックスに入団。以降、デュオとして9シーズンにわたり共闘し、2022年に初のファイナル進出、2024年には再びファイナルに返り咲き、ダラス・マーベリックスを破ってチームに16年ぶり18度目のチャンピオンシップをもたらした。
「NBAは素晴らしいビジネスだ」と頭では理解しながら、それでも割り切れない感情をテイタムは吐露した。
「素晴らしいビジネスだけど、マイナス面もある。そして、こういう瞬間もね。ある選手と、ずっと同じチームでプレーし続けるものだと思い込んでしまうような瞬間さ。そしてある日、その選手がもうチームにいないと知らされる。僕たちはみな人間だ。あらゆる感情を抱く。練習施設に入って、チームメイトが変わったことを知り、ともに戦ってきた仲間が別のチームにいると気づくんだ。
つらいよ。でも、だからこそ、一緒に過ごした瞬間や時間を、より一層大切に思えるんだ。突然終わってしまったけど、だからといってこれまでが大失敗だったわけじゃない。彼がこの街と組織に素晴らしい日々をもたらしてくれたのは間違いないのさ」
セルティックスとシクサーズは同じアトランティック・ディビジョンに所属しているため、最低4回、NBAカップの組み合わせ次第では5回、レギュラーシーズンで対戦することになる。
テイタムとブラウン、9年間にわたり最高のデュオとしてセルティックスを牽引してきた両者のマッチアップには、大きな注目が集まるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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