現地7月7日(日本時間8日)、ニューヨーク・メッツの千賀滉大が本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に3点リードの2回から登板。3イニング(61球)を投げ、1本塁打を含む5安打、4奪三振、4四球、4失点と苦戦し、またも今季初勝利はならなかった。
この日オープナーだったメッツは、先発にシオネル・ペレスを起用。2回から千賀に継投した。ところが右腕は、2死から8番マイケル・マッシーに中前打を浴びると、続くメジャー2年目のタイラー・トルバートに左翼席への2ランを被弾。あっという間に1点差に詰められた。
その裏、打線が2点を追加し5ー2とかわった3回は、得意のゴーストフォークで先頭レーン・トーマスを見逃し三振。続くサルバドール・ペレスに四球を与えたものの、ジャック・キャグリオーンを全球フォークで空振り三振、最後はニック・ロフティンを1球で右飛に打ち取り、この回を無失点に抑えた。
しかし4回は、2つの四球とヒットで2死満塁のピンチを招くと、3番トーマスに左中間への2点適時二塁打を浴び再び1点差に。なおも二、三塁と窮地だったが後続のペレスを154キロの直球で左直に打ち取り、なんとかしのいだ。5回のマウンドには上がらず降板。安定感に欠ける投球内容で防御率は8.92と悪化した。
ピリッとしない結果に米スポーツメディア『Barstool Sports』のクリス・クレマー氏はXを更新し、「コウダイ・センガほど、好投手から一気にひどい投手へと転落した選手は、あまり記憶にない。今の彼は、球界でも最悪の投手かもしれない」と辛辣にこき下ろした。
辛口で知られるニューヨークの地元紙『New York Post Sports』でフィールドレポーターを務めるタイラー氏も「今夜の試合を見てもなお、センガを少しでも見返りが得られるうちにトレードしない、あるいは即座にDFA(戦力外)にしないのであれば、それこそ冗談としか思えない。もう我慢の限界だ」と綴り、苛立ちを募らせた。
その他にも、地元放送局『SNY』の番組「Baseball Night in New York」で司会を務めるサル・リカタ氏は「今夜のセンガは、まったく本来の調子じゃないように見える。こんな姿になるなんて、誰も予想できなかった」とポスト。メッツ専門ポッドキャスト番組『Mets'd Up Podcast』で司会を務めるマーク・ルイーノ氏は「もうメッツでのセンガは十分見たよ」と呆れた様子をみせた。
試合はその後、メッツが5回に5失点、7回にも7失点を喫するなどブルペン陣が崩壊し、16ー12で敗れた。
千賀は今季10試合(7先発)に登板し、0勝7敗と大不振。故障の影響もあり本来のピッチングを発揮できず、6月下旬から先発ローテーションを外れ、中継ぎに配置転換。チームもナ・リーグ東地区最下位と苦しい状況が続いている。
構成●THE DIGEST編集部
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