最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「最後に宝物を見つけ出した」ポルトガルとの“イベリア・ダービー”を劇的に制したスペインに国内外メディアが賛辞と期待! 英放送局「土台は守備にある」【W杯】

「最後に宝物を見つけ出した」ポルトガルとの“イベリア・ダービー”を劇的に制したスペインに国内外メディアが賛辞と期待! 英放送局「土台は守備にある」【W杯】

現地7月6日に行なわれた北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ16で、スペイン代表はポルトガル代表との「イベリア・ダービー」を1-0で制し、初優勝を遂げた2010年南アフリカ大会以来となるベスト8進出を決めた。

「ラ・ロハ(スペインの愛称)」は立ち上がりからボールを支配し、主導権を握り続けたものの、ポルトガルの粘り強い守備の前になかなか均衡を破れずにいた。しかし後半のアディショナルタイム、フェラン・トーレスの絶妙なスルーパスに抜け出したミケル・メリーノが決勝ゴールを奪取し、大会屈指の好カードに終止符を打った。

 2度目の世界制覇に向けて、大きな難関のひとつを突破したスペインについて、自国スポーツ紙『MARCA』は「大会の怪物はスペインだ」と題した記事で、「フェランの魔法のようなパスとミケル・メリーノの一撃が、ポルトガルという新たな迷路に終止符を打った。スペインは試合をじっくりと噛み砕き、最後に宝物を見つけ出した」と記述。延長戦目前で生まれた決勝点を「何百万人もの人々が、心臓専門医の診察予約を入れたくなるような瞬間だった」とユーモアを交えて振り返っている。
  また、「ポルトガル戦は、細かな駆け引きと恐怖心との戦いであり、感情を凍らせたまま戦う術が求められる試合だった。それでも、スペインは最後まで崩れず、途中出場したフェランとメリーノというルイス・デ・ラ・フエンテ監督の交代策が勝利をもたらした」と指摘。EURO2024準々決勝のドイツ戦に続き、大舞台で再び決定的な仕事を果たしたメリーノを「予想外のヒーロー」と称賛した。

 試合内容についても、「ポルトガルは前線から激しくプレッシャーをかけたが、スペインは主導権を失わず、ダニ・オルモを中心に、何度も決定機を創出した」と評価。GKディオゴ・コスタの好守や、ヌーノ・メンデスによって苦戦を強いられながらも、「スペインは良い流れ(良い波)に乗っている。今大会の主役はスペインだ」と自国代表チームを高く評価している。

 一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、劇的決勝弾を挙げたメリーノにスポットライトを当て、「デ・ラ・フエンテ監督の『メリーノ・プラン』は成功した」と題した記事で、今年1月に右足を疲労骨折したことでW杯出場すら危ぶまれていた30歳のベテランの復活劇を紹介。指揮官が「決定的な試合で違いを生み出せる選手」と信じ続けたというメリーノを、「2年前の英雄は、再びチームが最も必要とした瞬間に姿を現わした。メリーノは大舞台のスペシャリストだ」と絶賛した。 彼の見事な働きによってポルトガルの堅守をこじ開けたスペイン。その強みは一般的にポゼッションにあるとされているが、フランスのサッカー専門サイト『SO FOOT』はこの点に注目し、「2018年、22年でのポゼッションはあまりにも無力だったが、デ・ラ・フエンテ監督の下、ボールを保持しながら、絶え間ない動きによって相手の守備網を破壊できるチームへと生まれ変わった」と、その進化を分析している。

 さらに記事では、元フランス代表DFミカエル・シアニの「90分間ボールを追いかけ続けるのは、身体的にも精神的にも消耗する。集中力を失えばポジショニングが遅れ、その瞬間をスペインは逃さず一気に加速してくる」や、キプロス代表MFイオアニス・クスロスの「現在のスペインは2010年の優勝チームより、技術面だけでなく、フィジカル面でも優れている。相手を走らせ続けて疲弊させる。『ティキタカ』と攻撃的な迫力を高い次元で融合させている」との称賛コメントが紹介された。

 ただ、英国の公共放送局「BBC」は、スペインの真の強みは攻撃力ではなく「鉄壁の守備」にあると指摘。2010年大会にシャビやアンドレス・イニエスタらを中心とした華麗なティキタカで世界を魅了したことを振り返りながら、「今回 再び優勝を果たせば、その原動力となるのは攻撃陣ではなく、守備陣かもしれない」との見解を示している。
  事実、デ・ラ・フエンテ監督率いるチームは、ここまで一度も失点せずに準々決勝へ進出。W杯史上初となる6試合連続クリーンシートを達成し、これまでイタリア(1990年大会)とスイス(2006~2010年大会)が保持していた連続無失点記録を更新した。また、2022年大会でのラウンド・オブ16で激闘を繰り広げたモロッコ戦(PK戦で敗北)のスコアレスゲーム以降、W杯では609分連続無失点という記録も継続し、この間にゴールを守ってきたGKウナイ・シモンはイタリアのワルテル・ゼンガや同胞イケル・カシージャスを上回った。

「ミケル・オジャルサバルが直近17試合で17ゴールを記録し、18歳の神童ラミネ・ヤマルは完全復調、さらに2024年バロンドール受賞者ロドリの支えを受けながら、ペドリは中盤で試合を操り続けているスペインだが、ここまで勝ち進んできた土台は、実はピッチの反対側、つまり守備にある」

 こう改めて強調した同メディアは、ポルトガル戦を振り返って「スペインは組織全体で危機を解決し、ポルトガルがラファエウ・レオンら途中出場組が違いを生み出せなかった件もあり、シモンが奇跡的なセーブを見せる必要すらなかった」と、その完成度の高さを称賛した。

 そして今後についても、元イングランド代表FWクリス・サットン氏の「この試合はスペインの最高の出来ではなかった。『まだ伸びしろがある』と感じさせるのが末恐ろしい。しかも失点しないという事実は、他国にとって極めて不気味だ」とのコメントを紹介し、「まだ多くのことが期待できる」としている。

構成●THE DIGEST編集部
  「不正行為は失敗」「サッカーが汚職に勝利」出場停止猶予の米FW先発も…ベルギーに大敗「トランプ大統領がすべてを台無しにした」世界のファン揶揄【W杯】

ルカクのダメ押し弾後、ベルギー代表が“トランプ・ダンス”で痛烈皮肉! 英メディア「アメリカに何の利益ももたらさなかった」

「今日もやったわー」日本人俳優が米国戦で2ゴール?「たしかに似ている」ネット反響「まさかの本人」「公認なのね」【W杯】
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ