
韓国代表の次期監督は誰になるのか。現地メディアが期待を込めて“最新リスト”にひとりの名将を加える「8年前に韓国サッカーと縁があった」
はたして韓国代表の次期監督は誰が務めるのか。この大混乱のなかで、引き受ける人物はいるのか。大きな議論の的となっている。
韓国全国紙『スポーツ朝鮮』は「韓国代表監督の有力候補がまたひとり追加された。8年前に韓国と縁があった“モドリッチの恩師”が9年率いたクロアチアに別れ」と題した記事を掲載した。北中米ワールドカップのラウンド32でポルトガルに1-2の惜敗を喫したクロアチア代表。同国サッカー協会は長きに渡ってチームを率いてきたズラトコ・ダリッチ代表監督の退任を発表した。
これを受けて『スポーツ朝鮮』は「ダリッチ監督は2017年にクロアチア代表の指揮官へ就任。2018年ロシア・ワールドカップではチームを史上最高成績となる準優勝へ導き、22年カタール大会では3位に輝いた。さらに23年のUEFAネーションズリーグでも準優勝を果たし、クロアチア代表の黄金時代を築いた」と紹介。そのうえで「彼もまた、ワールドカップ後に退任した“フリーエージェント監督リスト”に加わった。彼らの次の進路にサッカーファンは関心を寄せているが、なかでもダリッチ監督は、かつて韓国代表との縁が報じられた人物でもある」と続けた。
2018年7月、韓国代表前監督であるパウロ・ベント氏が就任する1か月前、韓国から監督就任のオファーを受けたと報じられたという。かなりの有力候補で、交渉は成立寸前まで進んでいたようだ。最終的にダリッチ監督はクロアチア代表でのキャリア継続を選択した。同メディアは「クロアチア代表就任前には、中東で7年間指導経験を積み、サウジアラビアやUAEのクラブで監督を歴任」とアジアサッカーにも精通していると強調。「韓国サッカー協会の戦力強化委員会が次期代表監督選考を本格化させれば、ダリッチ監督は十分に有力な候補となり得る人物である」と予測した。
そして『スポーツ朝鮮』は「ただし、競争は避けられない。前監督のベント氏や2025年に全北現代を率いて国内2冠を達成したグスタボ・ポジェ氏も韓国代表監督就任への意欲を示している」と伝え、「一方でダリッチ監督には現在、UAE代表を含む中東の複数クラブや代表チームからオファーが届いていると報じられている」とした。
韓国サッカー界は風雲急を告げている。韓国代表が北中米ワールドカップのグループステージ敗退に終わると、ホン・ミョンボ監督や協会幹部への猛批判が繰り返された。指揮官が辞意を表明してアメリカへ静養に向かうなか、国内では韓国政府が監督人事を巡る疑惑を検証すべく、協会に対して「特別監査」を行なうと異例の決定。前代未聞の混沌とした情勢が続いている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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