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「不愉快通り越して吐き気」 高市政権を厳しく責める経済メディアに抱く自民党閣僚経験者の感想

「不愉快通り越して吐き気」 高市政権を厳しく責める経済メディアに抱く自民党閣僚経験者の感想

「日刊ゲンダイかと思ったら東洋経済か」
 最近、このような感想が出ている。確かに最近の「東洋経済オンライン」の政治関連記事を見ると、「日刊ゲンダイ」も真っ青という攻撃的な見出しが並ぶ。

「不愉快通り越して吐き気」 高市首相《2600万円ジュエリー装着》に批判殺到…満面の笑みに抱いた〝期待違反″という感情(7月7日)

自維連立の今後は〝七夕の逢瀬″で決まる?高市・吉村「天の川会談」が〝高市降ろし″の序曲となりかねないこれだけの理由(7月7日)

 なぜ経済系の「東洋経済オンライン」が、このような「日刊ゲンダイ」ばりの記事を掲載するのか。

「七夕の逢瀬」の記事を書いた泉宏氏は本人のプロフィールにもあるように、「田中角栄首相の総理番で取材活動を始めて以来40年以上、永田町・霞が関で政治を見続けている」という、時事通信社出身のベテラン政治ジャーナリスト。プロフィールにはないが、宏池会担当としても知られる。
 宏池会会長だった岸田文雄政権の時には、岸田氏の「本音」を代弁するかのような、当時の官邸への食い込みを示す解説記事を書いてきた。

 だが、同じ自民党でも高市早苗政権になって、そうしたパイプは通用しなくなった。つまり、情報が取れなくなったということだろう。
 これは同じくベテラン政治ジャーナリストの田﨑史郎氏(元時事通信社)、後藤謙次氏(元共同通信社)らにも言えることで、高市政権には厳しい姿勢で臨んでいる。

寂しい思いをしているので政権批判を…

 自民党閣僚経験者が指摘する。
「安倍晋三元首相も高市首相と同じ保守派だったが、首相在任中に田﨑氏や朝日新聞記者、毎日新聞記者らと定期的に懇談し、政権の内情を時に明かすなど、懐柔の仕方がうまかった。高市首相にはそのような余裕がないため、寂しい思いをしている泉氏らは政権批判を書くのでしょう。もちろん、思想的に合わないこともあるでしょうが」

「東洋経済オンライン」の主な読者層は、都市部のビジネスパーソンや投資家だ。彼らにとって「現在の高市政権がどれほど安定しているか」を知ることは重要な情報であり、その火種を大きく報じている側面があるのだろう。
 こうして経済データ分析のすぐ隣に、感情を揺さぶる記事が並ぶことになったのである。

(岡田哲司/政治ジャーナリスト)

配信元: アサ芸プラス

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