Photo:Sirabee編集部野球解説者の武田一浩氏が8日、YouTube『武田一浩チャンネル』で、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希の課題と克服方法を語った。
■佐々木の投球に苦言3日のサンディエゴ・パドレス戦で3回6失点で5敗目を喫した佐々木。
武田氏は被ホームランが多いことに触れ「前半にリードしたりして、ポーンって打たれて1点差とか同点、逆転とかになってるじゃない。だからホームランは注意しなきゃいけない」と苦言を呈す。
続けて「あれだけ球が速くて、シュート回転すると飛ぶから。とくにメジャーの選手はホームランになるんで。日本だったらホームランにならない。でもあれが大体ホームランになってるんで、やっぱり苦しんでるのかな」と分析した。
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■球種を覚える必要性佐々木の現状については「カウントを悪くして、ストライクを取りに行くっていうのは、意識を変えないとダメだと思う。ストライクを投げてストライクを取ろうじゃなくて、しっかり腕を振ってファウルを取ろうとか」と意識改革を提言。
さらに「ファウルを取る球種があれば変わる」と指摘し、球種を覚えるよう勧める。一方で「それはなかなか難しい、言ってるほうは簡単だけど。でもやらないと投げられない」と語気を強めた。
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■「俺は期待している」具体的な球種については、自身が現役時代に習得したカットボールやスプリットを投げる際に親指をつけて、「シンカー気味に投げる」などの事例を紹介し、「投げ方は変えなくていいから、握り方を変える。これがコツなんだよ」とアドバイス。
また、「投げているボールは悪くない」「まだ成長過程だから。ドジャースだっていきなり20勝5敗とかは望んでない。将来的にそうなればいいという、育成の意味で使っている。佐々木の成長を見守るしかない。悪くはなっていないんで、俺は期待しています」とコメントした。
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■難しい部分もあるが…佐々木は160キロを超えるストレートとスライダー、鋭く落ちるフォークボール(スプリット)を持ち球としている。変化球はどちらかといえば大きな変化が多く、カットボールのように打者の手元で少し変化する球は投げていないようだ。
かつて広島東洋カープからドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏はアメリカに渡り、手元で変化するボールを磨き、5年連続二桁勝利を達成した。剛球スタイルが持ち味の佐々木だけに難しい部分もあるが、新しい球種を取り入れてみるのも、いいのかもしれない。
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【今回の動画】武田氏が佐々木朗希にアドバイス■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
