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「一度も優勝できなかった。でも…」アデトクンボが“憧れの存在”を明かす「子どもの頃コーンロウの髪型にしていたのも彼の影響さ」<DUNKSHOOT>

「一度も優勝できなかった。でも…」アデトクンボが“憧れの存在”を明かす「子どもの頃コーンロウの髪型にしていたのも彼の影響さ」<DUNKSHOOT>

現地時間7月6日(日本時間7日)、ミルウォーキー・バックスからマイアミ・ヒートへのトレードが正式に発表されたヤニス・アデトクンボが、ビデオメッセージでミルウォーキーへ別れを告げ、自身のYouTubeチャンネルで長年バックスの実況アナウンサーを務めたジム・パシュキー氏とのインタビューを公開した。

 昨季まで13シーズンを過ごしたバックスで「背番号34」を着用してきたアデトクンボは、ヒートで新たに「背番号7」を身にまとってプレーする。新天地ではバム・アデバヨやアンドリュー・ウィギンズ、デイビオン・ミッチェル、新加入のティム・ハーダウェイJr.らとともに、自身2度目のNBA王座を目指す。

 バックスでは2021年にリーグ制覇とファイナルMVPを獲得したほか、シーズンMVPに2度、最優秀守備選手賞、MIP(最優秀躍進選手賞)を受賞。オールスター選出10回、オールNBAチーム選出9回、オールディフェンシブチーム選出5回と数々のタイトルを手にし、NBA75周年記念チームにも選出と、すでにリーグ史に名を残すスーパースターとしての地位を確立したと言っていい。

 そんな31歳のフォワードは、インタビューで自身のキャリアに影響を与えた選手について語った。

「スポーツの世界では、チャンピオンになることが成功とされている。だけど、チャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)のように、チャンピオンになったことはなくても、このゲームに多大な影響を与え、カルチャーの一部になっている人たちもいる」
  そこでアデトクンボが挙げたのは、1990年代後半から2000年代にかけて、リーグ最高峰のスコアリングガードとして君臨したアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)だった。

「アレン・アイバーソンは一度も優勝できなかった。でも、彼は俺が子どもの頃に一番好きだった選手で、ずっと憧れの存在だったんだ。彼みたいな選手になりたかったし、子どもの頃コーンロウの髪型にしていたのも彼の影響さ。その後、俺は懸命に努力し、NBA入りを果たしてチャンピオンになることができた。彼もまた、俺の成功の一端を担っている」

 超人的なクイックネスと切れ味鋭いクロスオーバーを武器に得点を量産したアイバーソンは、2000-01シーズンにMVPを受賞し、シクサーズをNBAファイナルへ導くなどリーグを席巻。11度のオールスター選出と7度のオールNBAチーム入り、4度の得点王といった実績だけでなく、コーンロウやアームスリーブ、全身に彫られたタトゥーなどファッション面でも絶大な影響を与えた。

 183cmでガードのアイバーソンと、211cmでフォワードのアデトクンボは、ポジションも違えばプレースタイルも大きく異なる。それでも、“ギリシャの怪物”がコート上で見せる不屈の闘志や感情を前面に出してプレーする姿勢は、“憧れのレジェンド”と似通っていると言えるだろう。

 ヒートで迎える来季、アデトクンボはリーダーとしてチームを優勝戦線へと押し上げることができるか注目していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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