昨季のサイ・ヤング賞右腕が久々の白星を掴んだ。
ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが現地7月7日(日本時間8日)、アトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、6回を2失点に抑え、7勝目(8敗)を記録した。パイレーツはライアン・オハーンが6回までに3本塁打を放ち、10打点を挙げる活躍もあり12対4で快勝。序盤から援護を受けたスキーンズも本拠地のマウンドで躍動し、チームを勝利に導いた。
5月12日のコロラド・ロッキーズ戦以来、白星から遠ざかっていたスキーンズはこの期間で6敗を喫している。味方打線が抑え込まれる試合もあった一方で、スキーンズ自身が崩れる登板もあり、不振の原因を探る声なども上がっていた。
7日のブレーブス戦でも初回から先制点を献上し、計8安打を打たれ奪三振は4つと、スキーンズ本来の支配的な投球内容とは言えないものの、何よりも必要だった“結果”を残した。
もちろん、スキーンズ本人はこの日の白星に一喜一憂することはない。米スポーツサイト『FANSIDED』ではブレーブス戦後での、右腕のコメントを紹介するトピックを配信している。
同メディアは、最近のスキーンズの投球に対し、「ファンの間でも不安が広がっていた」と伝えるとともに、「しかし、パイレーツとスキーンズ本人は、不調の期間を通じて『すべて問題ない』と主張し続けてきた」と振り返る。
そのうえで7勝目を手にしたスキーンズは、「チームの勝利に貢献できたのは良かった」と述べている他、この日の投球が復調のきっかけになったと思うかとの問いには否定的な見方を示し、以下のように言葉を並べる。
「繰り返しになるけど、最近の期間には、少し噛み合わない登板がいくつかあった。でも、弱い打球をたくさん打たせることもできていたし、今日も基本的にはそれと同じような内容だったと思う。今日は早い段階で得点を取ってもらえたから、自分にとって楽な展開になっただけだよ」
また今回の記事では、ブレーブスのウォルト・ワイス監督による対戦時でのコメントも掲載されており、「彼はポール・スキーンズだ。最近は普段の水準ほどの投球ができていなかったのかもしれないが、それでもリーグ最高の投手の1人であることに変わりはない。スキーンズと対戦するときは、いつだって難しい戦いになる」などと話している。
今後、期待されるのはやはり後半戦での本格復調だ。この勝利が、スキーンズのさらなるポテンシャル発揮に繋がるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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