
「誇り高く去る」モロッコ、ベスト8敗退も母国メディアは称賛「ここまで勝ち進んだのは偶然ではない」【W杯】
現地7月9日に行なわれた北中米ワールドカップ準々決勝で、モロッコ代表はフランス代表とボストン・スタジアムで対戦し、0-2で敗戦。2大会連続のベスト4進出はならず、今大会の戦いに幕を下ろした。
前半はGKボノがPKストップを含む再三の好セーブを披露し、強力なフランス攻撃陣を封じ込める。スコアレスで折り返すと、後半は反撃に出たものの、60分にキリアン・エムバペ、66分にウスマンヌ・デンベレにゴールを許し、そのまま0-2で力尽きた。
敗退を受け、モロッコメディアは母国代表の健闘を称えた。
『Le 360』は「旅の終わり…モロッコ代表、フランスに敗れながらも誇り高くワールドカップを去る」と見出しを打ち、「モロッコ代表は今大会のワールドカップ準々決勝で、誇り高いパフォーマンスを見せ、胸を張って去ることとなった」と総括した。
記事では、ボノが前半だけでエムバペのPKやデジレ・ドゥエの決定機を防いだ活躍を高く評価。「組織的な守備と戦術的な規律によってフランスのプレッシャーをかわし、時折脅威となるカウンター攻撃を仕掛けた」と内容を振り返った一方、「準々決勝進出までの道のりでは強豪国を次々と破る素晴らしい戦いぶりを見せていた」と大会全体を称賛した。
また『Morocco World News』は、「モロッコもいくつかのチャンスを作り出したが、2022年ワールドカップ準優勝のフランスを脅かすには、決定力に欠けていた」と敗因を分析。それでも「『アトラス・ライオンズ』の快進撃は目覚ましく、彼らがここまで勝ち進んだことを偶然だと考える者は誰もいない」と称えた。
さらに、「大会の開幕からこの段階に至るまで、彼らは成長、継続性、経験、そして不屈の精神を遺憾なく発揮した」と締めくくり、ベスト8で姿を消した母国代表へ惜しみない賛辞を送っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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